吾妻橋ダンスクロッシング(アサヒ・アートスクエア)

なぜか参戦していたシベリア少女鉄道は日ハム・ヒルマン監督の優勝スピーチと通訳のやり取りがどんどん出鱈目になっていく二人芝居。「小劇団がアウェイに送り込む笑いを意識したユニットコントは9割がクソ」と日々復唱をかかさず、トイレにも張り紙を張ってそこに小便をひっかけてる私だが、こちらは残りの1割だった。「ダンス」の縛りをクリアしていたのも意外。こんな優れたコント頭脳を持ってるなら、長尺にこだわらないオムニバス芝居の公演を打てばいいのに。
あと康本雅子のダンスがひたすら面白く、臀部にねっとりと注いだ男の視線を思わず忘れて素直に見入ってしまいました。ちなみにトイレの張り紙は目線の位置にあるので、しぶきが跳ね返って困ります。