2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

天国の意味をはきちがえて『アド街ック天国』で津山やソンミ村を紹介

『出没!アド街ック天国』を見ると、私がたまに利用している代々木上原特集。30位のランキング中29店が”女性が一人でもくつろげる隠れ家的ダイニングバー”という内容は予想の範疇だったが、24位に突然エロ小説家の北沢拓也先生が登場したのには驚く。 ハワイ…

POISON GIRL BAND単独ライブ「カド番」(ルミネtheよしもと)

タイトルに因んで相撲コントを多用したライブは、シアターDに移植して入場料500円で披露しても違和感がなさそうな内容。 思えば二人の姿を初めて見たのは、まだルミネのゴングショーに出ていた3年前のこと。星と星をつなぐほどに発想の距離が飛躍したネタに…

幸せであるようにイスラム教徒が心から祈ってる

音楽について瑣末な話をいくつか。 ○友人は「浜崎貴司がカバーしている宇多田ヒカルの「光」は『夜もヒッパレ』にしか聞こえない」と指摘する。 思えば昨年の蝦夷ロック。Flying kidsが好きな私は浜崎貴司のステージに足を運んだ。 ベースボールキャップに髭…

カミングダウトというより芸能生活でDraw four直撃

あびる優も「素敵だな、と思ったものを悪いとは知らずつい使ってしまいました」と謝罪すればいいのだ。そして3ヵ月後、ひっそりとおはガールに復帰。(このギャグの無断盗用を固く禁じます)

私の血と尿はワインで出来ているの

ほっしゃん。の優勝が感動的だったR-1ぐらんぷり。優勝した瞬間、目から涙を、両鼻の穴から一本の麺を流して喜ぶその姿に私も涙&地蔵に向かって放尿した。 しかしM-1が「芸歴10年」というフタをした完全密閉体の中で一つの決着を見るコンテストなら、R-1は…

ヨーロッパ企画「平凡なウェーイ」(駅前劇場)

路上を舞台にした一幕物。中盤は楽しめるとはいえ、冒頭のネタふり映像と終盤の展開は冗長でずるずるの気が。離陸時間と着陸時間が異様に長いフライトで、東京‐横浜間をジェット機で移動するような芝居だった。乗った瞬間に即発射して2時間で世界一周、元い…

吉本新人計画(新宿シアターモリエール)

MCのバッファロー吾郎見たさに会場へ向かうと、大喜利コーナーにおける木村の手綱さばきが際立つ。火薬庫レベルの爆発力を誇るダイナマイト関西に対して、若手の回答はねずみ花火関東とでも呼ぶべき季節を無視した納涼ぶり。しかし「点火する自信はないけれ…

『笑わず嫌い王決定戦』に勝つと英国国議会から王位が授与

『オンエアバトル』で若手のネタを見ると”いや〜子供の頃の遊びが懐かしいと思うんですよ”というツカミから、”10回クイズ””一気コール””アンパンマン””サザエさん”ネタがふんだんに! 核戦争後にとり残された瓦礫の大英博物館かここは。朝のパン屋で売られて…

長州がはいているのは実は娘のブルマ

「米に描いた世界地図」は管理人komecheeseがテレビを見てなんとなく思いついたことを気ままに綴った日記で〜す。そんな恥ずかしいものを人に見せるなよ莫迦。・近年、AV女優のTV進出は”ヌードモデル”などの肩書きが冠せられることで、パッケージ商品と…

本命チョコにチョコワを渡す小銭マニアの女

芸能人の遭遇譚をwebで綴ることは無粋と知りつつ、迷惑がかからないであろう、ちょっといい話なので。 とある取材で大阪の吉本興業本社へ。しかしお笑いの本丸に乗り込んだのにかかわらず、日帰りの強行スケジュールのため、何の舞台にも寄れない体(てい)…

盗んだバイクで走り出す君はとても暑すぎた夏の自転車泥棒

久しぶりに聴いたユニコーンがやたら心地よく響くので、友人Yから過去にWOWWOWで放送されたツアーのビデオを借りる。 なぜか沖縄市民会館からの中継を見ると、もはやドラムを西川が叩いていない(前半はシーラ・E、後半はZONEのMIZUHOちゃんが参加)。ライ…

R-1ぐらんぷり 準決勝東京大会(abc会館)

ピン芸人の一番高い山頂を見極めることより、その裾野の広さを測るつもりで向かった準決勝大会。感想をざくざくと。 破綻の様相を呈したカオス芸好きにとっては、増谷キートン・大西ライオン・猫ひろしが素肌に切手サイズ以上の肌着をまとっている時点で大い…

シベリア少女鉄道「アパートの窓割ります」(TEATER TOPS)

ワンアイディアでトリッキーな芝居をうつシベリア少女鉄道の新作は、あだち充世界観の中で展開される野球をモチーフにしたラブコメ物語。 例によってその内容は明かせないが、今回は発想が小粒。小粒も小粒。キシリトールガムを4等分したくらいに小粒。芝居…

中洲の屋台に『どですかでん』のバラック小屋を出店

・急な取材で博多へ。夜、灯りが乏しい路地裏でもつ鍋を食べていると、隣のカウンターでは親子ほど年の離れた男二人が鍋をつついていた。しかしこの二人、楽しい鍋だというのに終始無言なのである。入店して聞き耳を立てること、20分。ついに若者が口火を切…

笑い飯のおもしろ近鉄ライブ〜東京公演〜(ルミネtheよしもと)

「ナマハゲ」「ガムの妖精」など、新ネタの漫才を中心に構成。期待以上でも期待以下でもない出来は、数多く押しかけた男性客から野太い笑いのビッグバンを起こすことはなかった。 振り返ればM-1前夜、ガブンチョライブで見た笑い飯は、コンビが協力して客を…

雑誌は2日で切り替えるけれど、いまだ松山容子のボンカレーポスターが貼ってあるコンビニ

コンビニの雑誌コーナー前に立った俺は一人で呟く。「雑誌か……最近読んでないなあ。インターネットの方が情報早いし、面白いし」その横で週刊誌に目を落としていた俺が顔を上げる。「おまえさ。そういう奴が増えたから今、雑誌が売れなくなってるんだよ。昨…

ガード下でワンカップ大関を傾ける男は幕下フェイス

駅前にある煮締めた色をした居酒屋のカウンター。友人Nといつものようにホウレン草のおひたしからにじみ出た液体で熱燗を薄めてはじびじび啜っていると、入り口の引き戸が開いた。50代と思しき男が重い足取りで入ってきてカウンター中央に腰を下すや、メニ…