2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ダーリン寄席(上野広小路亭)

ヒロポンの打ちすぎで生死の境をさまよっていた前田隣師匠を応援すべく、有志によって立ち上げられた「前田隣るすばんライブ」が師匠の永眠によって「ダーリン寄席」に改名。5回目を迎えた今回にいたっては師匠を弔う雰囲気もすっかり消え、立川流一門と西…

D関無双(よしもとプリンスシアター)

30代半ばを過ぎてお笑いライブに通っていると、羞恥の体感時間がどんどん長くなっていく。会場が女性でごった返していて、居場所が見つからないことがままあるからだ。それでも向かうのは、昔NGKで見た『ダイナマイト関西』の余震が残っていて、あの感動…

究極のネオトリオは4人組

ケータイよしもとの「月刊・ネオトリオ」でジャングルポケットのロングインタビューとジューシーズ×パンサー座談会を、雑誌『プレジデント』で岐阜県の海づくり大会に関する記事、『農業経営者』で全国大会の経営者対談やらいろいろまとめてます。今、食品の…

コントorDIE(劇場バイタス)

漫才ライブ「漫才orDIE」でイキのいい若手をいち早く起用し、後にM-1決勝に進出した際、「あいつらは大谷チルドレンだからね」と主張するのがライフワーク化しつつあるダイノジ・大谷が、「キングオブコント」でも同じことをやりたいがため立ち上げた気がし…

『アド街ック天国』で「裏切りの街」と紹介される商店街

パルコ・プロデュース『裏切りの街』を見た。作演の三浦大輔は昨年のポツドール公演『愛の渦』で、乱交パーティー会場における初対面の男女がテレビバラエティの話題を糸口に接近する様を描いたが、今回はフリーターの若者と人妻が、テレビの話題→バラエティ…

AGE AGE LIVE(ヨシモト∞ホール)

日本を代表するRGウォッチャーの私がRGのMCを見ないのは粗相と気づき、先月∞ホールに向かったところ、会場が盛況でまさかの当日券完売。中が覗けるガラスに顔をこすりつけ外から様子をうかがってみると、RGが市川海老蔵を十二分に意識したスーツ姿ということ…

権太楼爆笑十夜(鈴本演芸場)

権太楼がトリを務める十日間。この日の演目は「百年目」で、爆笑とは縁遠い噺なのにそれでも笑わせてくれる。中トリに登場したリビングレジェンド・柳家小三治師匠は、ほぼ毎日同じ演目らしい「二人旅」を墨絵のようなタッチでやっていた。枯れた、というよ…

マッスルハウス9(後楽園ホール)

1年ぶりのマッスルは「リングオブコント」と称して、おもしろプロレス8試合がお笑いコンテスト方式で鎬をけずる内容。これまでおおむね前半・後半に分けて質の高いネタを2本叩きつけてきた、いわば文学賞レベルの中編2本で単行本を構成していた純文学作…

ダイナマイト関西2010first(ディファ有明)

プロレス発祥の地・ディファ有明で開催されたダイナマイト関西は、ダイナマイト関西名物のメモを取るお陀仏バカが周囲に見当たらない快適な興行。伊藤修子vs和田ラヂヲの対戦が、尻上がりに加速していくラリアットプロレスのような攻防で見ごたえがあった。 …

ラ・ゴリスターズvs東京シュール5vsキュートン キュートン参入!(浅草公会堂)

しずる、キュートン、ハイキングウォーキング、ピース、平成ノブシコブシなど、今波に乗る芸人がそろい踏みし、何か爆発しそうな予感が満ちながら、結局何の火柱も立たない絵に描いた火薬庫イベント。 その中で印象的だったのはネタのコーナーで1000人以上の…