2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

東京吉本若手漫才協会本公演〜昔話編〜

東京吉本若手漫才協会とは、私の勝手な想像によれば、M-1終了後、気がつけば必要以上に漫才のレベルが上がってしまった若手芸人たちのエネルギーをかき集めて、あわよくば金に変換させようと目論むロシアンモンキー・中須が設立したまではよかったが、立ち上…

ままごと「わが星」(三鷹市芸術文化センター 星のホール)

1995年、私は某機関で現コント作家のふじきみつ彦君と出会った。それから星は巡って2008年。再会したふじき君から「柴幸男という劇作家が書いた「あゆみ」という作品がめちゃくちゃ面白いですよ」と教えられる。 2010年。36歳になった私は一体どういうつもり…

ままごと「わが星」(三鷹市芸術文化センター 星のホール)

1995年、私は地元の文化センターで青年団の芝居「南へ」を見て、現代口語演劇と出会った。 そしてその翌年の96年、日比谷野音で伝説のヒップホップライブ「さんぴんCAMP」が行われた。 時は流れて2011年。初演を見逃していた現代口語演劇meetsラップと囁かれ…

ビデオ安売り王を廃業して、海賊王におれはなる!!!!

『ONE PIECE STRONG WORDS』といえば、御影の書斎のコタツで膝をつきあわせて内田樹先生から話を聞けたのもいい思い出。 今『ひとりでは生きられないのも芸のうち』(文春文庫)の「不二家」化する日本を読み返して、ひどく心に刺さる。大いなる自省と自戒に…

「海賊王におれはなる!!!!」と石原慎太郎が宣言する2015年

最近の仕事を以下敬称略にて。 「プレジデント」で瀬戸内寂聴、 「Quick Japan」でバッファロー吾郎、鳥居みゆき、 あと事後報告ながら、ケータイよしもとの月刊平成ノブシコブシ、 Auのサイト・Ezニュースフラッシュでシルクのインタビュー記事書いてます。…

広大vs玉城〜楽屋芸王者決定戦〜(シアターD)

こりゃめでてーな・広大vsセブンbyセブン・玉城―― 東京吉本若手の地下系ライブに姿を現しては、常に狭くて偏った新作モノマネをぶっこむ二人がついに雌雄を決する時が来た。吉本アングラ界のカリスマライブ「RGvsハブ」が文字通り裸の体をぶつけあう愚直な…

ネタとトークと芸人将棋(よしもとプリンスシアター)

とある取材でバッファロー吾郎を取材した際、話題は横道にそれて「注目の若手」へ。木村さんいわく、 「最近見てめっちゃオモロいと思ったのは、横澤夏子、人力舎所属の巨匠、北京ダックス・・・。みんな集めて『木村祭り』を開催したいですね!」 口をつい…