2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

この世界から核兵器とアナウンサーによる映画評の撲滅を

『アメトーク』はテレビ朝日女子アナSP。期待の新人と出場機会の少ない中堅で固められた布陣は完全に消化試合のそれであった。ちょうど出演者も9人だったし。 とにかく目が離せなくなったのは、番組で蛍原が指摘した通り、敏江・玲児の敏江と同じ髪型をし…

POISON GIRL BANDやろうぜ

M-1グランプリ2004の決勝進出組が正式発表される。 トータルテンボス、東京ダイナマイト、POISON GIRL BAND、タカアンドトシ、アンタッチャブル、笑い飯、千鳥、南海キャンディーズ 去年までのM-1は何だかんだ言っても、一国が戦車を買ったり人員を増強して…

センターマイクがない時は卒塔婆をはさんで漫才

予選も見ていないし不毛な行為と知りつつ、今年もまたM-1グランプリ予想を。昨年は決勝進出8組を完璧に――大穴枠が千鳥、ものまね枠がショウショウ、ピン芸人枠がエディ・マーフィーであることまで当てた私だ。業界の注目を無視するわけにはいくまい。 予想…

歌うたいのバラッド。物もらいのパレード

斉藤和義の弾き語りライブ「十二月」に行く。アンコールで斉藤和義は両肩に髑髏をあしらった着流しに身を包んで登場。 着物にアコギという組み合わせに違和感を覚えないのは”色物”の功績が大きいのだろう。もちろん私が思い浮かべるのは波田陽区ではなく、カ…

み〜んな、よしもと(シアターサンモール)

関東・関西を問わずイキのいい吉本興業若手を集めたショーケースライブは、さすがに選ばれて上京した関西勢が力で圧倒。 初めて生で見る南海キャンディーズはやけに高い二人の背丈が迫ってきて、気持ち悪さと不条理感の波にさらわれる気分を味わう。千鳥はく…

原爆が投下されて、青い空に映るキノコ雲

気がかりなことがあって鬱蒼とした夜を過ごす。 そんな折に見た『やりにげコージー』は杉作J太郎スペシャル。名前からしておそらくタカラジェンヌであろう蒼井そら嬢宅を訪れたやりにげファミリー・フィーチャリングJは、箪笥を漁っては下着を探し、お気に…

大人計画破綻により再生機構が緊急介入

図書館にフライングキッズのアルバムが置いてあったので借りる。帰ってケースから取り出すと、館員が何をどうしたのか『古今亭志ん生ベストコレクション/お初徳兵衛・風呂敷』が出てきた。 フロシキとフライングキッズを聞き間違えたのか、フラがあるからフ…

ジャリズム☆ナイト(笹塚ファクトリー)

地元の劇場にジャリズムのトークライブへ向かうと、ありがたいことにオープニングではネタを披露。まず渡辺が演歌の司会の前口上を何パターンかこなしたあと、 「これからは漫才師もピンで頑張らなあかんと思うねん。だから俺、ひとりコント考えてきた。見て…

北海道のラーメン屋・純連カウンセリング

有象無象の岡村靖幸ファンのために、こんなものを作ってみました。 http://www.sevendays.com/wren-new/okamura-contest.html 個人的な感想としては、ラジニーカントの携えている武器が気になる。

将棋盤に人生ゲームのコマを叩きつけてみる

起床してすぐさま昨晩録画した『しりとり若獅子戦』を見る。お題「器の大きそうな言葉」に対するリットン調査団・水野の回答「ルービックキューブでもう一儲け」、「売れなさそうな漫才師の名前」に対するダブルブッキング・川元の回答「ボケ」に腹をかかえ…

ゆきゆきてベニー・ユキーデ神軍

巷では韓流のTVドラマが流行していると聞く。映画『いま、会いにゆきます』も流行っていると聞く。 ドラマも映画もほとんど見ない私ではある。しかしこれ以上世間の話題に残されるのはまずいと危機感を抱いてツタヤで借りてきました。『ゆきゆきて神軍』を。…

「今、何時だい?」「NYのセントラルパークでは朝を迎えてます。ジェット・ストリーム」(落語「時そば」より)

風邪をひいて寝込んでいるのである。 (それにしても風邪をひいて寝込んでいる事実をてめえのウェブログに書くとはどんな了見なのだろうか? そんなことを書くヒマがあったらとっとと寝てろ唐変木が! 結局人に「だいじょうぶ? 体暖めて休んでね」とか心配…

ラスト・サムライだが背の順ではもっとも前

さる金曜夜、あの大物ミュージシャンが一体何年ぶりになるのだろうか、ブラウン管に戻ってきた。私の思春期に多大な影響を与えた、日本を代表する破廉恥国ファンキー総裁。 というわけで以下、そのレポをしたためる。番組は勿論『アリゾナの魔法』。ゲストは…

すべての武器を楽器に。武器つきの楽器に

下北沢の場末に佇む沖縄料理屋。店の一画で険悪な空気が流れているのは、先ほどから私とビーンズ遠藤が口論を続けているせいであった。 その内容とは「巨人のクロマティがドラムを叩いていたバンド名は何だったか?」 ”クロマティ・バンド”を主張する私に対…

7じ9じ

あまりの豪華な布陣にくらくらして、思わず会場に駆けつけ当日券を購入。しかし面子ほどにはインパクトに欠ける内容だった。一番出来がよかったのはタカアンドトシ。 レギュラーの人気にはすさまじいものがあって、「あるある探検隊」もいちいちマイナーチェ…

定本 喬太郎伝説(「劇」小劇場)

柳家喬太郎が第一期の集大成として、8日演目を変えた8日連続公演「喬太郎伝説」が開催中であることに突然気づき、慌てて下北沢へ。 やさぐれたライターとそれに尽くす女の悲哀を描いた「仮名手本五段目異聞・猪会談」は人物描写力がすさまじく、まさに“劇団…

新・100円CD批評(1)

レッド・ウォーリアーズのセルフカバーアルバム『RE:WORKS』を聴く。 ライナーノーツでメンバー自身が曲解説をしていて、『Mr.Woman』という曲では「セルフカバーの中ではもっとも好きな曲かな。なぜかって? それは最高に自由だからだよ」と相変わらずなダ…

クイズ!ヘキサゴンで「セーブ」を促す紳助が一番救われない

一体誰が作ってるのだろう? ものすごい情報量だ。 http://www.geocities.jp/shinsuke20041026/ これを読んで思うことは「紳助がいいか悪いか」ではなく、「何言ってんだダバディ」「東野の写真がおかしい」ということ。なんだかんだ言っても紳助以外、M-1を…

昨日、悲別でごみを分別

近所を散歩していたら「物集女」という表札を発見する。(後ほど調べたところ、読み方は「もずめ」で、京都には地名もあるらしい) 昔、町田で「住居」を見かけて以来の珍奇な名字だ。その家は門に「住居」の表札が掲げられていて、どのモデルハウスよりも堂…

田中正造が直訴状をふりかざして涙のリクエスト

本日の『ウチくる』のゲストは吉川晃司。昨晩の『僕らの音楽』のゲストは藤井フミヤ御大。奇しくも両者とも地元に帰省する構成だった。当然、ビデオ録画して見る。 「モニカ」を歌っていたアイドル時代をネタとして笑い飛ばす吉川に対して、フミヤ元帥は「TR…

渋谷新人計画

あるツテで無料入場できるというので向かった、初めての渋谷新人計画。客席を席巻しているのは脳が小さいサイコロでできている女子高生たちなのかと思いきや、周囲を見回すとマナーのいい20代や落ち着いた夫婦が目立って、身内係数は学生演劇のような高さに…

ちゃんと集計で「正」の字を書いてたのか?

ブッシュ、本当に再選しちゃったんだなー。どうにかならんのか。 まだ諦めきれない私は大逆転を夢見る。 実は民主党も一場に金を渡していた事実が発覚するとか、 事務所移籍のためブッシュが業界で干されるとか、 音楽性の相違を理由にブッシュが脱退とか、 …

シベリア少女鉄道『VR』(駅前劇場)

ワンアイディアに基づいてハイパーなバカコントを作り上げる劇団・シベリア少女鉄道は、手術室を舞台にした「ER」のパロディ。 バカを塗りたくったらリリカルな詩ができたような舞台に満足していると、席を同じくしていた者が「この手法って昔××がやってた…

セックスフレンド以上、白い恋人未満

松井秀喜との交際をかぎつけられて空港で報道陣につかまった酒井美紀。そのメガネをかけた姿がすこぶる可愛くなかったのである。 もともと私は眼鏡というパーツが性欲のオプションにならない人種で、野坂なつみと結婚した野村義男の気持ちが理解できない。そ…

馬鹿武者

ここ最近、つまらない漫才を見なかったトータルテンボスの単独へ。おそらく新ネタであろう漫才を6〜7本ほど。 大村のギャグが相変わらず軽いのは持ち味としても、カギを握る藤田のツッコミの有効な手数が少ない。「はんぱねー」はあと2000回くらい連呼して…