2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧
チケットの売れ行きがよからぬ噂を耳にしていたため、壊滅しかけた被災地を視察する気分でニヤニヤして出かけたら会場は大盛況。街は完全に機能していた。参加芸人も充実していて、お笑い脂肪肝の私にとってはかなりのご馳走続きでお腹いっぱいになったので…
お誘いをいただいて武道館にNOAHを見に行く。メインのGHCヘビー選手権は三沢光晴vs佐野巧真(!!)で、試合はお互いの技術とキャリアとメタボリックをフル回転。三沢は”プロレスラー”というより完全に”社長”の動きをしていた。体をぶつける二人の姿は、もは…
「高円寺在住の奥田民生に憧れる無職(推定42才)かと思ったよ。 http://book.asahi.com/clip/TKY200704260234.html
事前の告知ではイベント名とゲスト、それに本人から「当初予定していた企画が流れ、今は不安からシコりまくっている。当日はチャック・ノリスが2時間タマキンを洗っているだけみたいなことでアリかなと思っている」のコメントだけが発表された不穏なイベント…
最近体調がおもわしくない理由が血中のアングラ芸能酸素が足りないことに気づき、久しぶりに大川興業主催のライブ「すっとこどっこい」へ。ログインという新人コンビはリクルートスーツと鳶職コスチュームという少なく見積もっても5親等はセレブや勝ち組か…
佐藤多佳子『一瞬の風になれ』を読む。物語は3巻の途中でゴールしてしまって、残りは余韻で走ってる。気恥ずかしくなるような真っ直ぐな風に押されて、胸の鼓動が高まりながらゴールへと向かうあの感じ、『スラムダンク』と同じ風が吹いていた。キラキラしす…
1月に行きそびれた単独の再公演。不条理4コマ風であり前衛的でありバイオレンスなさくらんぼブービーの素敵なコントに1時間20分も浸かって、要は「頭に浮かんだ風景を垂れ流してるだけなんだな」と今さら気がつく。破壊力だけは一国の軍隊分あるノーフュー…
1年間にわたって二つ目クラスのNo.1を決めようという「M-1甲子園」なみに爽やかな大会。おそらく制限時間を破って「大工調べ」で畳みかけた立川志ら乃の立川流らしい攻撃精神と、ショート落語のえげつない手段で笑いを稼いだ笑福亭たまの上方スピリットが印…
とある事情で渋谷のclub asiaへ。フロアに入るとワタナベエンターテインメントコメディカレッジの、あ、これ以降は暗号を解く乱数表のように東京吉本若手の知識が求められる文章書きます、卒業生によるお笑いライブをやっていた。その中で目を引いたのは、は…
うひょ〜。 http://news.ameba.jp/2007/04/4249.php 私は仕事で取材しているのでネガティブな発言は慎むけれど、このイベントがフジロックやロッキンオンではなく、ウドー・ミュージック・フェスの方向に向かっていたらどうしよう。秋葉原で円天の社員が無料…
元来、若手芸人は先人が鍬を振る姿を真似てフォームを作り、細々とお笑いの畑を耕す小作農的存在だった。しかしジャルジャルは。東京での初単独は、アメリカのコーンベルトを思わせるバカでかいお笑い原野をどこからか見つけてきて、トラクターでバリバリ開…
林マサを引っ張り出し中田カウス師匠を責めあげる『週刊新潮』と吉本サイドから創業家を非難する『週刊現代』。毎週続く激アツな誌面からいよいよ目が離せなくなってきた! でもこれ、中田カウス・ボタン師匠が最終日のメインステージでトリを飾る『LIVE STA…
季節の変わり目、感冒の流行と同時期に新宿を襲うイベント。今回『週刊現代』の告発により世間から注射疑惑の目を向けられたまま開幕した春場所だったが、始まってみれば座布団と怒号が飛び交う好勝負が連発した。特に1回戦で実現した鈴木Q太郎vs増谷キート…
いつも同イベントではタイムグラムを無視して暴走特急と化す中川家の漫才がこの日は平常運転に。そしてゲストで登場した笑い飯は寄席舞台の松の木フレームに収まる手堅い漫才をしていた。収まっちゃってたな〜。 そんなことより問題はキワモノ演芸と中川家の…
エンドリーケリー・エンドリケリーの”音楽・哲学すべてを語る/全思考を届ける”特番『ENDLI TV』を見た。窪塚洋介の阿片礼賛特番を髣髴とさせる構成の中、ナレーションの鳥越俊太郎がエンドリケリーのことをケリーと呼び「哲学を持った一人の表現者」と紹介し…