2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

バカリズムライブ番外編「バカリズム案」(新宿明治安田生命ホール)

バカリズムが思いついた面白いことをだだ漏れにしてスクリーンに垂れ流していく脳内直結ライブ。2時間にわたるネタというか「発表」は、隅から隅まで冴え渡っていて、コントライブよりも得した印象だ。しかし本当に発想が涸れないわ、臓器が震えるギャグも多…

天龍の語りがずっと流れている有線

プロレス者のNさんに教えてもらった、『11PM』の生放送に阿修羅原が乱入し、天龍源一郎に呼びかける画像。 バックに怪しいテーマが流れる中、「やりたい」を連呼する阿修羅。この素晴らしさを語る言葉が一言も浮かばないけれど、これは面白すぎる! 来月の…

bATTLEワラb(baseよしもと)

仕事で大阪に行ったついでに劇場へ。MCの銀シャリいわく「早い話、2軍と3軍の入れ替え戦」は、どの組も気合の入ったネタのせいか、出場した18組の大半が面白かった。 突然ブラックボックスに入れられるD・N・Aのコントや、テスト中、奇怪な旋律を諳んじ続け…

バッファロー吾郎ドクエンカイ(ルミネtheよしもと)

バッファロー吾郎の蔵出しコントライブ。マンガ、プロレス、映画のサブカル要素がふんだんに盛り込まれた刑事コントとショートコントに続いて、最後は老夫婦がHPの立ち上げでてんやわんやするコント。ギャグらしいギャグもなく、同じことを繰り返し言いた…

トーキョーファンタスティックベストコンサート(ルミネtheよしもと)

いつになったら見れるのだろう? とずっと待っていた中山功太の単独がR-1優勝のご褒美でいよいよ行われた。営業でも確実にウケるらしい「対義語」「時報」ネタは磐石で、他のネタも途中で登場人物が死んだり随所に「戦争」の単語が散りばめられるけれど、そ…

東京大喜利倶楽部 一夜限りのトーナメント(シアターモリエール)

コンテスト限定でお笑いに盛り上がる連中を虫のように見下しているのに、大喜利のトーナメントと中津川弦の浅草熟女ライキングだけは熱い血がたぎってしまうシダ植物の価値もない私。ご無沙汰している東京大喜利倶楽部がワンナイトトーナメントを開催すると…

ナイツ・Wコロンのトークライブ「浅草イン歌舞伎町vol.2」(新宿ロフトプラスワン)

浅草芸人のゴシップと謎かけにまみれた魅惑のトークライブ。その全容はさておき緊急速報を。前回もゲストに招かれた若手芸人、浅草のフレッシュボーイ・中津川弦が独断で選ぶ「浅草熟女ランキング」の最新版が発表されました! 3位は前回からランクアップし…

悩む力(長州)

『プレジデント』の別冊+50で姜尚中先生や山本晋也監督や中野翠女史に、お奨めの思想書や映画や落語についてたんまり話聞いてます。あと今出てるものでは『Quick Japan』で角田龍平弁護士にラジオ観を尋ねたり、『プレジデント』本誌でレポ書いたり、ケータ…

これからの梅雨はワイパーを眺めて三沢を思い出す

やっぱり三沢光晴の死を受け入れがたい今、映画『レスラー』を見てきた。別に映画を多角的に語る才能はないので、プロレス好きだけ読んでもらえれば。 主人公のレスラー・ランディが一線で活躍したのは、それを演じるミッキー・ローク同様、80年代のこと。今…

スパルタンXが聴こえる

「一番死んではいけない人が死んでしまいました」とプロレス者のNさんからメールが届いた。「頭から落とすプロレスを始めた三沢さんが頭から落とされて死ぬなんて」。 その通りである。落としても割れないと思っていた皿が割れてしまった。誰の耳にも届かな…

キュートンvsザ・プラン9(浅草花月)

"vs"とは名ばかりで、要はザ・プラン9が白ブリーフや丈の短いセーラー服を着させられたり、尻にCDを挟まれたり、椿鬼奴に金玉を蹴られたりする壮大ないやがらせイベント。中でも一番のお土産は出演者一同によるトーク中、キュートン的象徴であるしんじが…

大喜利宇宙一王座決定戦〜エピソード17・ド田舎惑星ギンザベコカウダー村興しイベント!〜(シアターD)

前回決まった大喜利宇宙一は実はエピソード57で、今回は過去に行われた予選という、いよいよ時空を越えた大喜利大会。『スターウォーズ』の世界を踏襲しようとしてるが、やってることは『親指スターウォーズ』だ。 そんなメンバーはBコース・ハブ、アホマイ…

ポンちゃんがボケたら友近も! それにツッコむ小籔さん(ルミネtheよしもと)

友近の癇症と土肥ポン太の媚態と小籔千豊の狭量が危険に混ざり合い、結果、面白くなってるライブ。仕事のできないライター(小籔)がイライラする女優(友近)を取材し、そこにいい加減なマネージャー(土肥、役名は鶴田友美)がからむコントは、舞台に誰も…

二期会(浅草花月)

東京NSC2期生を中心に97年デビュー芸人を集めたライブ。「二期会」を謳いながらも、劇場オーディション経由や地方出身芸人の方が多くて2期生はほんのわずか。党首的存在のハローバイバイ・金成がいなかったら、今すぐ野党に乗っ取られるに違いない。 そんな…

品川花月(よしもとプリンスシアター)

吉本興業が中田カウス脅迫状の被害届を警察に提出したことが判明したこの日、偶然にもカウス・ボタン師匠が出演する劇場へ向かう。ネタ組の最後に登場した師匠は少ない客と重たい空気を相手にやや苦戦モードに。しかし終盤、カウス師匠は客の奥歯をつかんで…

池袋演芸場6月上席 昼の部(池袋演芸場)

主任が柳家喬太郎だったので行ってみる。トリの前に出てきたホームランという漫才師がどこかで見たことあるなと記憶をまさぐっていたら、「あなた熊本出身でしょ。熊本の言葉で感謝する時は」「ありがとうばい」「謝る時は」「すいませんばい」「別れる時は…

茂木健一郎の頭髪の中には微生物が棲んでいる

今日のNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』、和郷園の木内博一代表だ! 間接的にいろいろお世話になってます。エコみたいな切り口よりも農業がよく分かると思うので、今日ぐらいはMXテレビの『ドラゴンボールZ』再放送を堪えて、リモコンボタンの1を…

立川談笑月例独演会(国立演芸場)

演目は「寿限無」「二十四孝」「明烏」。噺の解釈とか人物造形とかは別にどうでもよくて、笑いの量が普通だった。普通じゃなかったのに。