2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

世界キワモノ演芸最狂タッグトーナメント2006(ロフトプラスワン)

キワモノ演芸初の試みであるタッグマッチは、レイザーラモンRG&フェラおじさんが佐藤江梨子の口に市川海老蔵のスーパー歌舞伎を押しつける伝統芸能や、平成ノブシコブシ・吉村&オコチャが後背位に限りなく近いフォーメーションからブリーフ1枚で体を連結…

スシバーで毒を盛られるが、ガリの殺菌力で一命を取りとめる

今もっともホットな話題の「ロシア元中佐毒殺事件」。新聞やラジオで得た情報を私なりにまとめてみる。 政商ベレゾフスキーを頼ってイギリスに亡命したリトビネンコ元中佐は、死の直前に「ロシア大使館員のアナトリキーエフにモニターされている」と語り、殺…

フットボールアワーとか(シアターモリエール)

通常は客席にほのかなゆとりが残るこのイベント。今回はチュートリアル効果なのかライセンス効果なのか、チケットが即完売したらしく文字通りの満員に。現在のbaseよしもと客の年齢をそのまま5歳あげたような客層は、気持ちだけそのままに終始ざわめいていた…

GO!ヒロミの帰ってきた漫談日本一決定戦`06(池袋手刀)

今日もM-1に行くぞM-1に行くぞM-1に行くぞと題目を唱えていたら、強迫観念が危うい症状を起こして気がつくと漫談日本一決定戦(M-1)の会場に到着。これも漫才のM-1に浮かれる自分を戒めようという教祖様からのありがたい導きと誤解釈して、3時間立ち見の試…

M-1グランプリ2006 東京3回戦(ルミネtheよしもと)

漫才の船が沈むとばかり、全裸でキンキンに冷えた海へ飛び込むような無茶&異形の方法論で挑んだカリカ、ヴィンテージ、鬼ヶ島、ガリットチュウのネタが心に沁みる。カリカは放った弾丸が全て標的に命中し、今頃カリカの面白さに気づいたのかと歯痒くなるほ…

M-1グランプリ2006 東京3回戦(ルミネtheよしもと)

渡り廊下だったら爆笑確実な小学校低学年のキャッチーな笑いをそのまま劇場に移植してしまった末高斗夢とメグちゃん、かじきマグロが大漁旗を振ってけんじるの至らない船出を応援するふくろとじ、笑いの欧州志向が取り返しのつかない方向に転がりだし、その…

フキコシ・ソロ・アクト・ライブ「ⅩⅤⅠⅠⅠ」(原宿クエストホール)

相変わらず常軌を逸した発想の大気圏を高度な身体性で一点突破していく珠玉のライブ。笑いの先に美しさがあったり、かと思えば美しさの奥には笑いがあったりして、結局最後はバカバカしい。「逆パントマイム」や「仰向けコメディアン」など、どのネタも結構…

お笑いセメントマッチ・〆さばヒカル追善興行(誕生八幡神社)

これも供養かと思い向かった追善興行は、その豪華な顔ぶれに息を飲む。〆さばアタルはもちろん、主催のベン村さ来から、ブッチャーブラザースのブッチャー、せーじけーすけ、寺田体育の日、元キリングセンスのシャブ、マグナム北斗、受付には相馬ひろみ、客…

5じ6じ(ルミネtheよしもと)

近年、あらゆる芸人が未踏の”ロコキャラ”に手を染めてきた5GAP・秋本。久しぶりに見たら、いよいよ完成の域というか末期に近づいていた。エンディングでは頭にタオルを巻き、白いタンクトップに裾をまくった七分丈ジーンズと相変わらずのオフィシャルな…

フットボールアワーとか(シアターモリエール)

全体を通してブラックマヨネーズの活躍がやたら目立ったライブ。トークと大喜利では吉田の小ボケがことごとくヒットし、「お見舞いに何を持っていくか」を考えあぐねるいつもの漫才も圧巻。M-1覇者だから面白いのではなく、面白い芸人がM-1を制することを証…

THE GEESE 第2回コントライブ「微生物の友」

どのコントもよく練り上げられていて、ウェルでありメイドでもあり、ウェルかと思えばやっぱりメイドという全編ウェルメイドなライブ。最後に見せた「水フェチの美容室」など、前回に比べるとところどころ狂気じみたシーンもあったが、それでも全ては”理”の…

穴に水やるダム・ソング

ぼんやり自転車を漕いでたら林田健司の「花に水やるラヴ・ソング」が聴きたくなった。偶然、前方にブックオフが見える。入店してCDの棚に直行すると、ピチカート・ファイブみたいなブックレットつきのベスト盤が売っていた。即購入。15曲入りで250円。思い…

あのDJドクター、ヘッドホンにつないだ聴診器で私のBPMを測るんです

今週末の土曜、厚木レコード#13でDJします。mahna mahna閉店に伴いイベントはこれが最後。 http://www.sevendays.com/atsugi-records/ 出番は19〜21時の間のどこか30分。最終回を悼み、ブースの中で昔オリックスにいたDJのバッティングフォームをしたり…

青空寄席(赤旗まつり)

日本で最大規模を誇るロックの祭典「キバ・レッド・フェス」へ。新木場・夢の島公園にひしめく幾多の売店をくぐりぬけ、中央ステージでソウル・フラワー・ユニオンを見る。共産党のロックフェスなのにレッド・ホット・チリ・ペッパーズやシンプリー・レッド…

神奈月単独ライブ「パーティー★フォーティー vol.2」(新木場1st RING)

今発売している『ぴあ』で「萩原流行、石原良純、新庄剛志といった王道の路肩を走るモノマネで、多くの男子と一部の芸人のハートをつかんで放さない男」と紹介された神奈月。というかこれ俺の書いた原稿だ。3500円の実券を握り締めて新木場へ向かうと、会場…