2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧
たまらん。全センテンス、一文字の無駄もない。神奈川県大和市出身の私としては無視できない話題だ。 http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/jul/o20050728_10.htm 大学ノート一冊を潰して、たどり着いた言葉が「キラキラ光る」って原点回帰にもほどがある…
教育テレビの海外ドキュメンタリー「世界口笛大会」を見る。タイトル通り、世界の口笛愛好家がアメリカの世界大会に集結し、その技巧を競うという内容だ。高専のロボコンやスペリング選手権など、傍から見てくだらない感がある大会でも、いやくだらないから…
夏休みのせいか、演者にメジャーどころが揃ったせいか、ルミネは平日にかかわらず驚異の八分入り。チャンピオンカーニバルのアップダウンvsオリエンタルラジオは、ダシをとった味噌汁とコーラのどちらが旨いか選ぶような戦いに。押しが強いキャラでもないの…
どうした。逃げ遅れたのか? http://www.daily.co.jp/gossip/2005/07/23/181008.shtml 藤井フミヤート御先生を彩る修飾詞は「本殿を背に」「悠久の時の流れ」「神々」など、錚々たるものばかり。これから高杢は国を相手に戦うことになるのか。 「今までフミ…
友人から西村欣也・著『朝日新聞が伝えたプロ野球』をもらう。そのセンス皆無の題名とは裏腹に、中身は職人が和菓子を作る如き丁寧さ&機械仕事で野球の一面を刈り取った好著。 そこで作者は江川が小早川に本塁打を打たれて結果的に引退を決意した打席、伊藤…
事件は菊間千乃だから起きたと思うのである。 ほろ酔いでホテルに帰り、そこにかかってきた一本の電話。「ねえ今友達と飲んでるんだけど来ない?」 行く。それは行く。これが内田恭子からの誘いだったら「話がうますぎる」と警戒するだろう。横にいる友達と…
増谷キートン・椿鬼奴・くまだまさし・アホマイルドと最近主演者のメディア露出が目立つのに、それが動員にほとんど結びついていない驚異のライブ。ギリギリまで柳家喬太郎の独演会か、このライブにするか悩み、結局、新宿に足を運ぶ。 しかしオープニングで…
橋本真也追悼特集だったので、約5年ぶりに『週刊プロレス』を買った。そのまま京王線に乗り込んで「昔は発売日に電車の中で週プロ読んでる奴多かったのになあ」と懐古しながら誌面をめくっていると、隣に立っていたサラリーマンが全く同じ雑誌を熟読している…
ミュージックマシーンによれば「桜井和寿はap bank/Bank Bandで活動するときに櫻井和寿になる」らしい。何だろう、この胸を覆う仲良くなれそうにない予感は。 ミュージシャンや芸能人が別名義で活動すること事態は大して珍しくない。だから桜井が『元祖!で…
ほっしゃん。のネタはこの日も「うまい」「よく考えてる」に落ち着く理数系ギャグの応酬。それでも漢字の造形を商品に見立てた「漢字ショップ・いけたに」、ノストラダムスの予言に別解釈をくわえる「ノストラダムスに魅せられて」になると、三日三晩不眠不…
岡村靖幸が覚醒剤で逮捕された。白い粉がWhite courageに映ったのか。それも再犯である。岡村のライブで言うところの、間奏中のブレイク「ツータイム!」だ。 今だから告白すると2年前の春、私はとある筋から情報を得て岡村の裁判を傍聴した。復活を願って、…
しばらく前に取材した縁で、アルカザバ社長・貞方邦介氏の自伝出版&会社出版パーティーにプレスとして招かれる。外車7台とヘリコプター、熱海にはホテルを所有する自称”成りあがり”貞方さんの取材は確かに面白かった。くわえて開催地が六本木ヒルズ隣のグラ…
橋本真也が亡くなって数日。それではサブミッションズを解散し、もう一人の橋本=相方の北条を失った前田ししょうは舞台でどんな戦いを見せているのだろうか? そんな壮大なテーマを確かめるべく、夕方のルミネに乗り込む。 2学級が混合授業してるのかと思…
烏賀陽弘道『Jポップとは何か』(岩波新書)を読む。90年代以降の音楽シーンを”消費”の視点からすくい上げた好著だ。 そこで渋谷系音楽の話から派生して、いかにしてパルコが渋谷に定着していったかの経緯が綴られている。70年代は住宅街だった渋谷。しか…
weblogの弊害は数えきれない。音楽家の菊地成孔がインターネット全般について指摘した「日本人が「ワープロでネットに文章を書く」ということを全て「批評」に変えてしまった」というコメントは、けだし正論である。この思想が通底してるからこそ、ただ見た…
昨日はFM公開録音の抽選に当たったのでNHK505スタジオへ。しかしどれだけ待っても目当てのTHEATRE BROOKは現れず、4人編成のエレキコミックが登場する始末。訝しい視線を送ること30分、ギターをかき鳴らして絶叫しているのが谷井一郎ではなくて佐藤タイジで…
昨晩は代々木体育館で「HERO`S」を見た。所英男の試合にはフグの毒入り座薬を空気銃で尻に発射したくらいにシビれまくり。格闘技で食えてない青年が修斗のチャンピオンに快勝って。ありゃあロッキーだ。 レフェリーストップ後、所はドラゴンロケットのような…
先週録画した『ガイアの夜明け』の外食産業特集を見ていたら、大手外食チェーン・Tが取り上げられていた。 業績が頭打ちのため、現在計画中なのは地方人気店との提携。契約を交わしてノウハウを獲得し、全国でそのブランドをFC展開する腹らしい。 まずT…
演目は「国民ヤミ年金」「孫帰る」「死神」。「孫帰る」はほのぼのした会話劇かと思って油断して見ていたら、終盤、急転直下の展開になって目が覚める。 ところで「死神」は明治時代に三遊亭円朝がオペラ「クリスピーノと代母」乃至はグリム童話「死神の名付…
本間しげるの単独は「蚊帳の中の老婆」「お見合いパーティの女」「喫茶店で朝礼するIT起業家」など5本。どれもそれなりの水準で”優れたキャラクター造形””緻密な演技力””底意地悪いギャグ”という本間の構成要素を改めて組み立てたような舞台だった。 しかし…
柳家喜多八・三遊亭歌武蔵・柳家喬太郎による落語会。喬太郎の演目は「にゅう」で、柔らかいの堅いの織り交ぜた与太郎の描写に笑う。 そして目を見張ったのは、凄惨といっても過言ではない陰気な臭いを漂わせてトリに現れた喜多八だ。実態があるのか確かでは…
取材で大阪へ。夫婦経営のさびれたおでん屋でちびちび飲んでいると、カウンター内の電話が鳴った。しばらくして険しい顔で受話器を置いた女将は「静香ちゃん、やっぱりあの店におるみたいや」と旦那に向かって眉をひそめた。 二人の会話に耳を傾けるに、店の…
大阪から帰って早速、ハウンドドッグvs大黒摩季の『音楽・夢くらぶ』を見る。予告編がすごすぎたので過剰な期待を抑えていたら、本編は予想以上の仕上がりだった。 まずいきなり「フォルティッシモ」でギラギラ、テカテカと歌う大友&大黒の画面(えづら)に…