死因は『一軒家プロレス』で吸ったアスベスト

weblogの弊害は数えきれない。音楽家菊地成孔がインターネット全般について指摘した「日本人が「ワープロでネットに文章を書く」ということを全て「批評」に変えてしまった」というコメントは、けだし正論である。この思想が通底してるからこそ、ただ見たままの現象を綴る作文・批評眼のなさを露呈するだけの感想文がweb上を跋扈するのだ。
だからそのうち現状の余熱が落ち着いて、weblogを読んだら「この人の書くことは全く面白くないんじゃないか」という真っ当な感想を抱くようになることを私は願ってやまない。しかし気がつくと事態は先のステージへ。下のページが我々に与える思いは「この人、莫迦なんじゃないか」である。エイプに道具を持たせちゃダメだって。
http://blog.livedoor.jp/k2diary/archives/27782597.html
さようなら橋本真也。私のベストバウトは第4回のG1クライマックス。越中戦、パワー・ウォリアー戦、飯塚戦、あの号の『週刊プロレス』は、レイアウトが頭の中に刻まれるほど夢中になって読んだ。なぜか藤波戦は思い出せないけど。合掌。