2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ブラックマヨネーズの東京引っ越し 祝11ヶ月(シアターモリエール)

全くもってよく分からないタイミングで開催されたブラマヨの単独は、あのクソ面白いトークが2時間聞けるのかと思ったら、漫才ありコントあり幕間映像ありと、まさかのがっつりした単独で体が火照る。当然ながら漫才もフリートークも面白かったし、映像を見て…

MAE AGE LIVE(∞ホール)

噂で耳にしていたトリオ・ニンゲンを見た。メンバーは拡声器を持った進行役と可愛らしい小柄なボケ、そしてもう1人が南インド在住のヒッピーに引けを取らないレベルで髪とヒゲを伸ばし放題にした、笑い飯・西田をさらに甘辛く煮詰めたような男。その3人がグ…

この味がいいねと君が言ったから7月6日はダライ・ラマの誕生日

昔、伊集院光のラジオでやっていた「電波歌」コーナーの投稿。 「フグリにろう石で「LOVE」と書いては洗う そんな愛情表現だけでお湯が沸いたらいいな」 「伊達巻くわえてマフィアを気取り上司の昆布茶を乳首ですする そんなプリクラ街中に貼って花嫁募集し…

大喜利宇宙一王座決定戦(シアターD)

大喜利が一大ムーブメントになった今、いよいよ宇宙一の座を決めようというNASA提携の壮大なイベント。地球予選を勝ち抜いた参加者はBコース・ハブ、パンクブーブー・哲夫、ポテト少年団・内藤、椿鬼奴、アホマイルド・高橋と、言われてみれば後頭部にアンテ…

ザ・失投パレード NO・8(ムーブ町屋ハイビジョンルーム)

私も原稿を書いている「Quick Japan」に、演芸会を主催するヂエームス槇さんが「私の注目する芸人」を連載している。そのマイナー芸人に対する過剰な偏愛にまみれた文章を愛読していたところ、このたび名前を「ルガンガ便一」を名前を変え、あまつさえ襲名披…

松竹ピンキャラカタログ(しもきた空間リバティ)

ここ近年、R-1ぐらんぷりでひと山当てようと、ピン芸人以外のピンキャラ開拓が目立つ。さらにそれをイベントにするのは業界人に向けたプレゼンにしか見えなくて気分が冷めるが、冠に「松竹」とついた途端、「なんか分からないけど頑張ってチャンスつかめ」と…

Simple Set MANZAI(劇場バイタス)

この日もDr・ハインリッヒを見るため漫才ライブへ。約15年前のマンガを題材に徹頭徹尾ボケ続けるなすなかにしの漫才は若い客層を相手にウケ具合が芳しくなく、私の隣席の女性高生は「海原雄山」のワードに「だれ?」と首を傾げる始末。それでも心折れず前に…

プレスリーvol.6(ミニホール新宿Fu-)

若手10組が競うライブは、元WAGEの劇団イワサキマキオが観客からほとんど期待されない空気の中、「昭和30年代の映画口調で対話する」というものすごい面白いコントで優勝。一方、このライブで快進撃を続けているというアルコ&ピースはゲスト扱いで登場し、…

天津人〜東〜(シアターブラッツ)

天津の東京初単独。挨拶に続いて「僕らの漫才を初めて見る人いますか?」と訊ねると、結構な数の手が挙がり、その状況を天津も平然と受け入れていた。改めて天津・木村の浸透度に驚く。 しかしライブが始まって1時間も経つと、木村が要所要所でセリフを噛み…

そこでエバラが黄金の味のキッス

最近ではダカーポ特別編集「社会人の常識&マナーハンドブック」で財務諸表の見方やビジネスツールを紹介したり、ケータイよしもとで芸人インタビューしたり、相変わらず手広く仕事してます。 特に精魂込めたのは「Quick Japan vol.83」の”孤高のナンセンス”…

東京シュール4vsジャルジャル〜13時決戦〜(浅草花月)

大阪から来たジャルジャルを、東京吉本のカリカ、犬の心、POISON GIRL BAND、しずるが迎え撃つ興行。もはやモンスターと呼んでもいいジャルジャルの対抗軸になる存在は、しずるでは食い足りないし、やはりカリカしかいないかと思っていたら、犬の心・押見が…

レイザーラモン〜素顔のままで〜(ルミネtheよしもと)

白昼堂々行われるレイザーラモンの30分単独ライブ。RGウォッチャーの私としては行かない理由が見つからないので行ってみた。 当日券を買って劇場に入ると400人キャパの会場で50人弱の観客が前列中央に固められ、後を振り返れば研修で訪れた吉本興業新入社…

バッファロー吾郎ドクエンカイ(ルミネtheよしもと)

バッファロー吾郎のコントが3本も見れる幸せなひと時。ライブがはねた後、お笑いの偏愛者4人で飲みに行った。今さら「面白い」だの「カッコいい」だの、イベントの感想は語るまでもなかったので、バッファロー吾郎の話を一切しないで帰る。

立川談笑月例独演会(国立演芸場)

演目は「無精歯科」「饅頭とか怖い」「百川・改」「短命」。最近の独演会では「らくだ」や「居残り佐平次」など凄みのある噺が続いて、落語ヘビーユーザーが帰りしな「あれだネ。今日の談笑は「芝浜」に新しいスポットを当てたよネ」と喜ぶ個人的にどうでも…

第1回生喬の亀戸でまるかじりの会(亀戸文化センター・六階和室)

桂九雀に次いで、なぜか亀戸で始まった上方落語家・笑福亭生喬の落語会へ。演目は「犬の目」「豊竹屋」「ねずみ」。職人・左甚五郎が出てくる不和イイ噺「ねずみ」なんて上方落語にあるんだ、と驚いていたら、生喬いわく、「こういうイイ噺は上方にあまりな…

第5回THE GEESE単独ライブ「Dr・バードと優しい機械」

THE GEESEの単独は、いつも通りデタラメさを除けば過不足なく整っている内容。そしていつも通り、スベリ芸に意識的に挑戦するも佇まいがまともである二人を見て、デタラメさだけは後天的に得るのが難しいんだなとも思う。 なお会場には大林素子が来ていたが…