2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

第二弾CD発売記念! 立川談笑独演会(国立演芸場)

「蝦蟇の油」で披露したスペイン語バージョンの口上がなんともバカバカしくて心に残る。大学で学んだ本寸法のスペイン語のはずなのに、何年に一回か必ず現れる「芸人が英語で海外の舞台に挑戦」現象とは一線を画していて、目的もなくただただ外国語の響きを…

どきどきキャンプ単独「木星帰り」(恵比寿エコー劇場)

何となく気になっていたどきどきキャンプの単独へ。一見有象無象の若手に埋もれるようなネタ風でありながら、目が慣れるとフレーズが磨かれていたり、単純なボケ−ツッコミの設定からはずれていたりと、時代から1/4歩ほど進んだコントがずらり。本当は半歩進…

チョップリン単独ライブ in Tokyo(シアターVアカサカ)

大阪でネタを量産しているチョップリンの東京では久々になる単独ライブ。それまでは東京にも居を構えるべくこつこつと家を建てていたのに、建設は突如中断。そして2年半ぶりに行う単独がベストライブなので、地鎮祭に参加してる気分になった。長い目で見れば…

行列の先頭10(北沢タウンホール)

小さい事務所の主催ながら、M-1決勝経験コンビ5組から、フルーツポンチやラバーガールの新進気鋭までをも揃える謎の興行。どのコンビもそつないネタをぶつけたため、時代の路肩を走るようなカルパチーノのセンスがやけに際立った。ハンドルを少し右に切れば…

山里亮太ソロ計画第1弾「山ちゃん祭り」(本多劇場)

開演1週間前にチケットを買うと整理番号が40番台だったので、会場が下北沢「劇」小劇場かと思っていたら、到着すると正面の本多劇場であると知って愕然とする。しかし「ゲストにキングコング・西野」の情報が回ったせいか会場の入りは7割程度に。くわえて当…

本当のアズマックスは東幹久

昨年から長年の封印を解いて『ものまねバトル』を見ている。別に『ものまねバトル』に特別な感情があったわけではない。私は「ものまね」そのものに長らく不信を抱いていたのだ。 振り返れば、もともと私はフジテレビの『ものまね王座決定戦』が好きすぎる少…

『イチ流』の二代目ホストに楽天の一場が大抜擢

新年早々えらいことが起きてしまった。正月恒例のイチロー閣下による一般参賀、つまりは野球界の『皇室アルバム』こと『イチ流』を見ていたら、義田貴士との料理三番勝負でわれらがイチ様があろうことか敗北を喫したのである。 この番組のおもな目的はスーパ…

マッスルハウス5(後楽園ホール)

詳細はこちら。リングを二つ並べたプロレスがシンクロするアンジャッシュコント的闘争に始まり、妻の死をアングルにした試合で締めるという、茶番もファンタジーも演劇の方法論も闘う理由も全てを飲み込んで”プロレス”の一言に閉じ込めた驚異の3時間。この日…