どきどきキャンプ単独「木星帰り」(恵比寿エコー劇場)

何となく気になっていたどきどきキャンプの単独へ。一見有象無象の若手に埋もれるようなネタ風でありながら、目が慣れるとフレーズが磨かれていたり、単純なボケ−ツッコミの設定からはずれていたりと、時代から1/4歩ほど進んだコントがずらり。本当は半歩進んでる気がするけれど、下ネタの多さと岸の肩甲骨から曲がる猫背の面白さが、いい意味で時代をリードし損ねてる気がした。
暗転中に2分ほど音声だけ流れた「おにく」のスケッチや、ブラジャーはずしの練習に励む先輩と後輩のコントなど、充実したライブの中、残念だったのは幕間映像で流れた町田出身の佐藤による地元めぐり。芹が谷公園を「バラバラ死体の発見地」と紹介するのはいい。しかしJR町田駅の裏まで映しながら「都営住宅立てこもり事件の現場」にふれなくてどうする。私に2年の町田在住歴がなければ危うく見落とすことろだった。反省の証しとして、次回の単独ではあの先にあるちょんの間スポット潜入取材してください。ちなみに今ヤフーで「町田 ちょんの間」で検索すると29番目にこのウェブログがヒットするので、SEO対策としてもう一回書いておきます。町田のちょんの間。