2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

第一回ギャグ漫画家大喜利バトル(阿佐ヶ谷ロフトA)

世間では「画力のある者が大喜利を制する」と囁かれ、先日の『ダイナマイト関西』大阪予選では和田ラヂオが優勝。そんな矢先にギャグ漫画家による大喜利イベントが行われるのだから「これは大喜利界に地殻変動が起きるのではないか?」という予感が満ちるの…

かたつむり単独ライブ「粋舞」(シアターブラッツ)

誘われて予備知識もないままかたつむりの単独へ。客にマイクを持たせて漫才したり、舞台ではなくて場内入口で漫才したり、企画コーナーと見せかけたコントをやったりと、「東京シュール5」にも参加しているらしいからいくらでも「実験的」「メタ」の臭いが…

ワンコインライブ「村上ショージ独演会」(ルミネtheよしもと)

村上ショージの独演会がなんと500円で見れるというのでルミネへ。まず出てくるなり「500円でも高いかもしれません。ごめんなさい」と何度も頭を下げ、独演会を謳っているのにかかわらず開演3分でぜんじろうと作家の諸岡立身を呼びこむ。そして発した言葉が「…

漫才米騒動(シアターD)

約2ヶ月おきに開催されるたびに、主催者であるエルシャラカーニと、テレビ露出が増え始めたオードリー、ナイツ、マシンガンズとの格差が急速に拡大。売れて旬に突入していく若手はいかに体に脂がのっていくのか、そして「このライブは負け犬集めるのがコンセ…

東京コントメンvol.1(タイニイアリス)

THE GEESE、ラバーガール、チョップリンなど、実力派コント師が新宿3丁目の小さな劇場に揃い踏みし、ひっそりと行われたしんみりと豪華な地下ライブ。新人発掘コーナーに登場したおそらく舞台経験数回の若手が、未熟さを隠すように暗転しまくりのコントをし…

囲碁将棋単独ライブ「ステゴマワライスキー」(シアターブラッツ)

囲碁将棋の初単独は60分漫才。Wボケなのにそうは見えないし、もっと言うなら漫才ではなくただの立ち話にしか見えなくて、それなのに確実に面白い謎のコンビ。二人の関係性、役割が全くフラットなのだ。なんだろうあの特徴のない面白さは。まだ囲碁将棋のこ…

ダイナマイト関西2008 ルミネtheよしもと予選(4)(ルミネtheよしもと)

お待たせしました! 恒例の「ダイナマイト関西」全回答レポ&評論で〜す。今日もルミネは芸人と観客がペンを握ってのメモ合戦で盛り上がりましたよ。お笑いを愛するゆえ、辛口になるのはご容赦のほどを! 第1回戦 「河童の国の人だもの」アンガールズ・山根…

カルパチーノLIVE #1「孤独」(スーパービッグシアター東新宿Wow!)

baseよしもと期待の星だったのにその座を離れ、どういう事情か東京で精力的に活動しているカルパチーノの単独へ。着想が鋭い漫才・コントはどれも5分足らずで、さらに全編も1時間で終了するという、若手の初単独にしては「やりたいこと全部詰め込みました」…

tryワラb(4)一次予選(baseよしもと)

大阪で仕事していたらうまいこと時間が空いたのでbaseへ。元・高校デビューの佐竹が新たに組んだコンビ・ガトリングガンがブラックマヨネーズそっくりの漫才をしていて衝撃を受ける。10年以上も昔、お笑いを目指す新人は最初ダウンタウンや海砂利水魚の漫才…

ダイナマイト関西2008 一般予備予選・東京(∞ホール)

WEB予選を通過し、回答者として参加する。ひとりよがりな回答でスベったりウケたりして、白日の下に自分の突出してないお笑いレベルをさらす週末のエレガントなひと時。恥もかいたけど楽しかった。参加した70数名も思ってるはずだ。「やることはやった。あと…

ダイナマイト関西2008 ルミネtheよしもと予選(3)(ルミネtheよしもと)

一般予備予選を終え、カラカラに干上がった脳をビールで潤してからルミネへ。ずん・飯尾が入場してきた瞬間、別に過剰な思い入れもないのに、気がつくと大リーグファンのようなテンションで私は「ウオー」と叫んでいた。きっとはしゃいでいたんだ。この日は…

チョップリン銀座の夜(銀座小劇場)

大阪を拠点に活躍するコント師・チョップリンによる東京出張ライブ。見るたびに小林の気持ち悪さがにじみ出ているようで、そのキャラクターが強調された「いたずら電話」や「恋するホモカミ」が秀逸。よく若手が単独でやるホモコントはコンビ愛の延長が禁断…

大喜利寺子屋〜ノンジャンルトーナメント〜(阿佐ヶ谷ロフトA)

芸人から会社員まで大喜利を得意とする兵(つわもの)8名が集い、雌雄を決するワンナイトトーナメントへ。というのも飲み友達であるTスポ・M本さんが参加するというのだ。 1対1の完全に『ダイナマイト関西』を模したバトル形式は非・芸人には荷が重いのか…

ダイノジの爆笑新ネタカレーライス寄席(中目黒ウッディシアター)

総勢15組が出演する大部屋俳優ライブ。ツーナッカンのネタ、来八のボケ担当・小林のキャラ、文学座出身らしいジャングルポケット・斉藤のおぞましさなど、見所が数ある中、目が離せなかった芸人が二人いた。それはダイノジ・大谷への腰巾着キャラをいじられ…

百式2008(ルミネtheよしもと)

毎年恒例になった2丁拳銃の100分漫才へ向かうと、見るたび確実に増えているツッコミ・修士のボケ比率は全体の半分にまで迫って、いよいよ小堀のボケと”拮抗”の様相に。それでいて本人からボケたがりの気質がほとんどうかがえないのが不思議だ。「百式」「50…

MAE AGE LIVE(ヨシモト∞ホール)

渋谷に用事があったついでに30分500円の若手ライブへ。スリムクラブはコント中に「シャブ中」「ホモの本場はアメリカ」の言葉が飛び交い、劇場徒歩3分の交番からいつ警官が飛び出してもおかしくない白昼夢すぎるネタで、そして札幌吉本上京芸人のすずらんは…

大喜利のお題に早押しで即答するクイズ研究会

ダイナマイト関西2008制作委員会からWEB一次予選通過のメールをもらった。 もしこれが手のこんだイタズラか、もしくはネットでお笑いについてピーチクパーチクさえずっている悪食を一同に集めて網にかけ、猿島界隈に流してしまう壮大な計画でなければ、私は7…

漫才しかできない vol.2(お江戸日本橋亭)

ロケット団、ホンキートンク、宮田陽・昇、ナイツの東京漫才若手四天王(社団法人・漫才協会公認)が揃い踏みしたうえにおぼん・こぼん師匠まで出演する掘り出しものライブへ。どんな寄席芸が見れるか? と期待で胸を膨らましているところ、総合司会として中…