2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ダイナマイト関西2008 ルミネtheよしもと予選(2)(ルミネtheよしもと)

ケンドーコバヤシ、チュートリアル・徳井、フットボールアワー、友近など、今やメジャーリーガーが揃って、しかもほとんどの対戦が面白いというお笑いファン失禁必至の大喜利大会。中でも決勝まで勝ち上がりケンドーコバヤシと正面切ってぶつかった南海キャ…

さくらんぼブービー単独ライブ「ギガンティック」(恵比寿エコー劇場)

6月28日。この日は振り返れば近代お笑い界の記録に残る一日だったかもしれない。というのも銀座の歌舞伎座では立川談志・談春の親子会が行われ、新宿のルミネではダイナマイト関西2008が開幕し、そして渋谷シアターDではサカイストのオールナイトトークイベ…

鈴木工版・花王 愛の劇場

ナインティナイン・岡村がラジオで言及したらしく、「三日月よりの使者」と囁かれるbaseよしもとのブサイク一等星「バンパイア」「稲田」「画像」の検索が非常に多い。ラジオ少年たちの期待を裏切るのも忍びないので、『マンスリーよしもと』の画像を関係者…

ダイノジ大谷・キングコング西野トークライブ(TOKYO CULTURE CULTURE)

多くの芸人にとって自分を語ることが”仕事”である中、自分語りが”気質”そのものという二人をまんまとブッキングしたトークライブへ。キングコング・西野が独演会で作りこんだエピソードトークをどんな姿勢で繰り出すのかに注目していたら、それを押さえてダ…

シベリア少女鉄道の再放送(シアターミラクル)

権利の問題で非DVD化必至のシベリア少女鉄道の過去作品上映会へ。最近ほとんど見てなかったので『栄冠は君に輝く』『残酷な神が支配する』『永遠かもしれない』の1日3本の修行鑑賞に挑む。3本目にフラフラで見た『永遠かもしれない』が傑作すぎて、生気を失…

Nの方向(湯島天神)

The Geeseがからむコント集団の公演へ。HPに記された「湯島天神にお参りに行ったら二階の和室で男の子たちがコントをしていたので覗いてみたら少し面白かった、ぐらいの公演になる予定」の言葉以外、何の予備知識もなく和室の会場に上がると、いきなり客席…

peTiTeワラb(baseよしもと)

baseよしもと上にあるジュンク堂に寄ると今村荘三の新刊『お笑い通』を発見。今村氏の本はまともに読める稀少な笑芸考察本なので迷わず買って会場に向かった。 ボケ=バカに振り切っていたボンクラーズというコンビの「ミックスジュースを作る」ネタが面白く…

try ワラb(3)1次予選(baseよしもと)

京都出張の日帰り仕事があったので、すかさずbaseへ。新しいシステムを全く理解しないまま、大阪吉本若手が形成する三角形ヒエラルキーの底辺ライブという事実をほんのり噛み締めて席に着く。 合計26組が出演し、合格は6組。非合格組の中にはネタを忘れて立…

九雀亭(亀戸文化センター・六階和室)

落語について能書きを垂れる風潮に対して朝起きたら口からヘドが漏れていたので、だらしなく畳の上に座って、くだらない上方落語を聞ける近所の落語会へ。ゲストで登場した笑福亭生喬の「尿瓶の花活」という落語は、武士が道具屋から買った尿瓶に間違えて花…

ドレキグラム`08(ルミネtheよしもと)

フットボールアワーのコントライブ。2003年、ルミネで見た「ジェットボールアワー」はコント師がコントをやっていて凄味を感じたが、今回は漫才師がコントをやっているだけだった。この違いを半年間つらつらと考えているが、何が違うのかいまだによく分から…

路漫(BLOCH)

仕事が少なくヒマが続いたので「オホーツクの海に身を投げようか・・・・・・」と北海道旅行へ。着くなり直行した旭山動物園のアザラシが最高に可愛かったので、あと200年は生きる気力が湧き、ついでに札幌吉本所属の若手芸人ライブを見に行く。 とにかく驚いたの…

本間しげるライブ at ROCK STUDIO 2008(ROCK STUDIO)

現在、パルコファクトリーで「ナンシー関 大ハンコ展」が開催されている。ジャイアント馬場、赤坂尊子、田中邦衛など、ナンシー関が畏敬の念と愛をもって語った対象はそれほど多くない。そして芸人に対するハードルはとりわけ高かった。あからさまに「面白い…

立川談笑独演会(博品館劇場)

「ちりとてキン」「饅頭とか怖い」「百年目」の三席。どの改作も冴え渡っていて、「ちりとてキン」ではイヤミな若旦那を山本益博に設定し、「饅頭とか怖い」には流行のスイーツがバンバン出てきて、「百年目」に登場する旦那と番頭は某IT企業社長とその子会…

コヤカウポン!(ルミネtheよしもと)

若手ユニットである「フルーツ大統領」以降の長い不遇を経て、先日『めちゃイケ』の「笑わず嫌い王」で一挙起用された小籔千豊、土肥ポン太、COWCOWが「ついに地下生活から脱出の時が来た!」と鼻息荒く劇場を押さえたら、当日そこそこ空席が目立った”谷間に…