2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

この食品は遺伝子組み換え原料とイノキゲノムを一切使用しておりません

外の雨音を聞きながら家で読書をしていたら、ものすごいスベリ臭が漂ってきた。風上をたどっていくと両国国技館にたどりついたので、当日券を買ってアントニオ猪木が主催するIGFの興行に潜り込んだ。 会場内に4000人分の笑いが渦巻いてるなあと思って見渡す…

THE GEESE 第3回単独ライブ「鳥を見たら鳥と思え」(シアター風姿花伝)

以前『アメトーーク』の持ち込み企画でカンニング竹山が推していた「伝説の芸人・ブッチャーブラザーズ・ブッチャーさんにお世話になった東京芸人たち」。番組のHPで同企画の観覧募集をしていて、しかも記されていたのが「ブッチャーの子供たち」という、…

2丁拳銃「百式2007」(ルミネtheよしもと)

序盤は折り目正しい漫才で始まり、中盤にツッコミの修士がノリつっこみやワイルドなボケをまき散らし、終盤になるとボケもツッコミも瓦解した暴走コントでラストランするのがもはや規定路線となった100分漫才も、今年でおそらく6年目。このフォーマットも見…

イナゴの大群に襲われてもエクササイズを止めないビリーズブートキャンプ

ふとテレビのスイッチをつけると、『とくダネ!』に来日した「ビリーズブートキャンプ」のビリーが出演し、レギュラー陣と共に汗を流していた。トレーニングウェアに着替えはしゃぐ佐々木恭子や笠井伸輔、ジョブには加わらないがスーツ姿で座ったまま上半身…

カリカコント+「MEETS」(恵比寿エコー劇場)

カリカが4人の役者と作る4つのコント。いつも客席に感嘆や驚愕の劇薬をぶちまけるカリカにしてはわりかし大人しい出来に。感動を誘おうとしたのか、それすら何かの罠なのか分からないが、一部ひどく冗長で退屈なシーンがあったのは、”演劇”の悪い腫瘍だった…

たむけんがサングラスを着用するのは、炭火焼肉からあがる炎で目を傷めないため

今日発売のweeklyぴあ関東版で「たむらけんじ、編集部襲撃事件」の取材・文を担当してます。たむけん特集で7ページ。あらためてすごい。お笑いの記事では、昨年6ページに渡って虚言を載せた「関西最後の大物・ケンドーコバヤシ東京上陸インタビュー」以来…

変な演芸鑑賞会(恵比寿エコー劇場)

新宿ロフトプラスワンで定期的に行われている「世界キワモノ演芸」の恵比寿出張版イベントは、出張所も便利かなと思ったら結局手続きに手間がかかったり、肝心な資料置いてなかったり、やっぱり新宿の本庁に行った方が話が早いや、と気づかせてくれるだけの…

第6回漫才新人大賞(国立演芸場)

前から気になっていた社団法人漫才協会主催の漫才新人大賞。寄席芸人の若手が漫才の腕を競う場を見て何か感じるものはあるだろうか? とおそるおそる足を運ぶと、入り口で本日のプログラムを渡された。開いてみれば出場芸人と演目が記されている。 『どんだ…

大日本人・中国人・小人

先日『大日本人』を見た。結構面白かった。そんな当たり障りのない感想を抱いたまま日々を送っていたら、とあるサイトで『SmaSTATION』における松本人志のコメントを知って衝撃を受ける。 http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/20070607 目が釘付けになったのは…

ダイナマイト関西X(ルミネtheよしもと)

実験的な企画でダイナマイト関西の可動域を広げるイベント。印象に残ったのは、正確なコントロールでコーナーいっぱいについてくる博多大吉の回答と解説、ようやく目撃できたカリカ・林の小爆発、そして何よりもバッファローファミリーの縁故入社枠で採用さ…

ダイナマイト関西R(ルミネtheよしもと)

ポイント、時間制限、ルールに手をくわえ、スピード化の要素を盛り込んだ今回のダイナマイト関西。従来のように発想を”湧かせる”のではなく、ひたすら発想を”垂らす”タイプが好成績を収め、決勝の顔合わせは軟体脳の持ち主であるカリカ・家城と回答がわんぱ…