スポーツ
週末の夜。録画したNHKスペシャル「巨大津波」を見る(11日深夜に再放送。あなたの家のテレビがバラエティ以外も映る仕様ならぜひ)。とりとめもなくあれこれ考えていたら、気がつくとCS放送の新日本プロレス再放送が流れていた。1994年の福岡ドーム。平…
第40話 1975年巨人に入団。広島市民球場で試合中、スタンドから大勢のファンが乱入。ハリーの目の前で一般人がバットで頭を殴られ、6時間の事情聴取を受ける。「誰が殴ったかは分かっていた。だけど、私につかみかかろうとした男から守ってくれた後輩の名前…
第34話 近鉄戦でハリーが打席に立つと内野手、外野手が右に移動。実は「王シフト」が開発される前年、近鉄の別当監督は張本シフトを生み出していたのだ。「別当監督の名誉のためにも、私に対する特別シフトの方が一年早かったことをお伝えしておきます」と語…
28話 「1967年から私はプロ野球でそれまで誰も成し得なかった四年連続首位打者になった」で始まり、打撃理論を公開。前回少しふれたスランプ期の話はどこへ? 29話 首位打者のライバルである近鉄のジャック・ブルームを赤坂のステーキ屋に誘い、セーフティー…
全国1億1000万人と諸外国在住のハリーチルドレンのみなさま、お待たせしております。何も刺激を受けない回は手短にまとめてます。 22話 入団2年目、日米野球で4番に抜擢されて大活躍 23話 万年Bクラスの東映に水原監督が就任。監督の手綱さばきに全員が意識…
17話 上京しようとするハリさんのところへ見覚えのある人の群れが。その正体は以前、梅田の繁華街でもめ、けんかになった某大学の空手部の連中だった(当然、そんな話はこれまで一切なし!)。そこで親友の山本くんが「相手はワシがしたる」と歩み寄り、「大…
東京新聞夕刊連載「この道」ハリさんの回、今週もグッド・コンディションです。 10話 弟・ハリーのため、兄が野球の名門・浪商へ編入を直訴。「弟は暴れん坊ですが、野球に打ち込みたいと熱望しています」 11話 無事編入した浪商は1年間の対外試合禁止処分を…
東京新聞夕刊に連載している「この道」。著名人の人生を一人称でたどる、日経新聞における「私の履歴書」であり、東京スポーツにおける「大豊泰昭・八転び七起き」「ジョニー黒木の全力闘球」(題字本人)欄なのだが、7月1日からなんと張本勲が打席に! 連載…
仕事が終わらなくて三沢のお別れ会に行けなかった! 自宅で勝手に偲びます。フェイスロックのクラッチで合掌!
プロレス者のNさんに教えてもらった、『11PM』の生放送に阿修羅原が乱入し、天龍源一郎に呼びかける画像。 バックに怪しいテーマが流れる中、「やりたい」を連呼する阿修羅。この素晴らしさを語る言葉が一言も浮かばないけれど、これは面白すぎる! 来月の…
「一番死んではいけない人が死んでしまいました」とプロレス者のNさんからメールが届いた。「頭から落とすプロレスを始めた三沢さんが頭から落とされて死ぬなんて」。 その通りである。落としても割れないと思っていた皿が割れてしまった。誰の耳にも届かな…
1月3日の日刊スポーツで、独立リーグ入りが決まったナックルボーラー・吉田えりちゃんと、永世ボッツ名人・水島新司先生が対談していて、紙面でも先生がMVP級の活躍を見せている。まず先生は第一声から「いやあ、やっと会えたねえ。本物の水原勇気だよ〜…
昨日のNHK『クローズアップ現代』は、王監督の魅力に迫る特集だった。鹿取、工藤、城島などの門下生が思い出を語る中、元野球選手より血色いい肌艶で現れたのが、現役メジャー漫画リーガーの水島新司先生! しかし王監督辞任のダメージが大きいのか、いつ…
外の雨音を聞きながら家で読書をしていたら、ものすごいスベリ臭が漂ってきた。風上をたどっていくと両国国技館にたどりついたので、当日券を買ってアントニオ猪木が主催するIGFの興行に潜り込んだ。 会場内に4000人分の笑いが渦巻いてるなあと思って見渡す…
お誘いをいただいて武道館にNOAHを見に行く。メインのGHCヘビー選手権は三沢光晴vs佐野巧真(!!)で、試合はお互いの技術とキャリアとメタボリックをフル回転。三沢は”プロレスラー”というより完全に”社長”の動きをしていた。体をぶつける二人の姿は、もは…
台湾旅行に出かけていた。 中国系列の放送を含むせいか台湾のホテルはケーブルテレビが異様に充実していて、特に75チャンネルでは「井上京子・井上貴子組vs豊田真奈美・長谷川咲恵組」や「ザ・グラジエイターvs田中将斗」といった10年ものの熟成スコッチプロ…
「週刊ファイト」元編集長の井上義啓氏が亡くなった。 私が「週刊ファイト」を読み出したのは遅きに遅すぎる1年半前。プロレス勃起不全に陥っていた私に精力を注入してくれた久々の活字プロレスだった。毎週発売日になると食い入るように読み込み、で、今年9…
武道館でNOAHを見る。NOAHらしからぬ凡庸な試合が続く中、メインの丸藤正道vsKENTAは予想通りのすごさだった。そりゃカッパ巻き食べてカッパ巻き食べてカッパ巻き食べてカッパ巻き食べてカッパ巻き食べた後でのウニなんだから不味いわけがない。しかし戦いが…
先週末、後楽園ホールで「マッスル11」を観戦した。今回は「アメリカンプロレスみたいなアオリVTRを作りたい!」という願いのもと、カメラワークを駆使しリング上で映像を再現。いよいよ昔のシベリア少女鉄道と肩を並べちゃったよ。まいった。 菊地成孔は…
新聞のテレビ欄にNHK『クイズモンスター』本日放送分の内容が紹介されている。 「子供に人気のカードゲームの面白さを取り入れたクイズ番組。(中略)プロレスラーの藤波辰爾さん一家と、やくみつるさん率いる商店街チームが対決する」 こんなにも早くやくみ…
NOAHの武道館大会を見に行く。セミの力皇猛・森嶋猛vs丸藤正道・KENTA戦は、四天王プロレスを完コピしたような試合で、総合格闘技には出せないグルーヴを叩き出していた。ざまあみろだ。 そしてなぜか人気を集めていたのは無名のルチャドールであるエル・ア…
これまで自分が『SASUKE』を見ることに対して、納得する答えを見つけられなかった。しかし今は分かる。それは日曜深夜にひっそりと始まった『サスケマニア』に巡りあうためだったのだ。100冊に及ぶSF長編小説を読んで、外伝の方が傑作だったような到達感。…
昨晩うとうと日テレのニュース番組を見ていたら、小橋建太腎臓腫瘍の報道が飛び込んできて一気に覚醒する。どうしても詳細を知らずにはいられなくなり、久しぶりに東スポを買った。 東スポによれば、川村ゆきえは事務所を無事に移籍。早くもAV出演する噂が…
・WBCで日本が勝つかどうかより、野茂英雄の去就の方が100倍気になる。 ・記者会見のイチローを見ていると、「スーパースターとしてカッコいい」→「スターの自覚・自意識にまみれてカッコ悪い」のステージからいよいよ「面白い」のステージに突入した感が。…
ある記者が寮で待機している。そこにマスコミ慣れしていない若者が、小ぶりなカバンをぶらさげてやって来る。 「やーこんにちは。僕、何某スポーツの甘木です。これからよろしくね」「お願いします」「カバン小さいね。中に何入ってんの?」「こんなんス」「…
今日発売の『格闘技通信』、リアル・プロレスラー美濃輪育久と萌え系空手家・小林由佳の対談が面白すぎて度肝を抜かれる。差し障りのない範囲でほんの一角を紹介すると、 ●(空手大会で優勝したと語る小林に)美濃輪「(しみじみと)そこでヘブン見ちゃった…
ハッスル観戦のため横浜アリーナへ。「恋愛」「個人」などの言葉は明治時代に生まれ、以降、概念が定着していったわけである。それ同様、昨日を境に「アメリカンプロレス」という日本語が死に、代わって共有概念「ハッスル」が誕生してしまった気がする。完…
有明コロシアムでHERO`Sを観戦。また所英男のことが好きになる。 さてTVがからんだ格闘技の興行では、試合前に各選手のプロフィールを紹介するアオリVTRが流れるのが常だ。哲学書を読みふけるトリックスター・須藤元気とか、一大会でローブローが2回入…
昨晩は代々木体育館で「HERO`S」を見た。所英男の試合にはフグの毒入り座薬を空気銃で尻に発射したくらいにシビれまくり。格闘技で食えてない青年が修斗のチャンピオンに快勝って。ありゃあロッキーだ。 レフェリーストップ後、所はドラゴンロケットのような…
昨晩のドキュメント番組『バース・デイ』は楽天特集。球団を彷徨するジプシー選手の生きざまがメインディッシュではあるが、本来の味が分からなくなるほどに調味料が効いていた。なんせ水炊き屋で選手が鍋を囲む光景にカメラを回すと、その面子が関川・大島…