「俺たちは不死鳥だ!」と語りながら、水炊きをつつく

昨晩のドキュメント番組『バース・デイ』は楽天特集。球団を彷徨するジプシー選手の生きざまがメインディッシュではあるが、本来の味が分からなくなるほどに調味料が効いていた。なんせ水炊き屋で選手が鍋を囲む光景にカメラを回すと、その面子が関川・大島・吉岡・吉田豊! なんだこの顔に滲んだ苦渋の深さ&年輪の逞しさは。さして話が盛り上がるわけでもなく、黙々と箸をつつく姿は債務者の連絡会のようだ。もうこの寄せ鍋に味なんていらない。ダシいらず。
その後、ドキュメントの焦点はアキレス腱断絶から1年を経て球団初のサヨナラ安打を放った吉岡の復活劇に。それはそれでいい話だけれど、球場に姿を見せる関川の奥さんが元テレ東アナウンサー・家森幸子で、吉岡を支える奥さんは9歳上という設定に痺れっぱなしだ。私の大学の同窓生である関川夫人も「老けた」とは別ベクトルのイイ皺を刻んでるし、吉岡夫人は42歳らしからぬ若さ。どういう馴れ初めなんだろう。気になるなあ。もうダシどころか、この水炊きには鶏肉すら必要ないよ!
それにしても『ZONE』の骨格をそのまま移植したこの番組で気になるのは、東山の肩書き”セレブレーター”。もしかするとこれって『バース・デイ』内だけで名乗っているのではなく、東山の正しい職業なのだろうか。何をセレブレートして誰をバイブレートしてるかは定かではない。

最初は「なぜ?」と疑問を感じ、読み進めるうち「そうか」と納得。そして最後は「やっぱりなぜ?」と口にしてしまう二度見記事。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050622-00000019-sph-ent