2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

結成20周年特別興行「漫才病 矢野・兵動祭〜矢野さん おおいに歌う!」ルミネtheよしもと)

まさか東京で見れるとは思わなかった矢野・兵動の単独は、結成から20年の紆余曲折をVTRで振り返りながら圧巻の漫才を披露する、なにわ版「アンヴィル!」であり、センターマイクロフォン型「Once Again」。しかし漫才病とはよく言ったもので、今日も兵動…

昔の名前で出ています(シアターブラッツ)

私は「グループを解散して今は各々活躍している芸人が、舞台で昔のネタを軽くさらう瞬間」にゾクゾクするという健やかな性嗜好を持っているため、「昔のコンビや昔の芸名時代のネタの話をします」と銘打たれたライブへ。しかし会場に入って女子がのっぴきな…

一人舞台「二人前」by三五十五(from電撃ネットワーク)

『プレジデント 50+』の「デブは1億円損する!」特集で高須院長の記事その他いろいろ、小藪浩二郎『悲しき国産食品』(三五館)の編集協力、ローソンチケットで立川志の輔インタビュー、ケータイよしもと「月刊・トータルテンボス」のロングインタビュー、…

ブラックマヨネーズのザ・1時間ライブ(よしもとプリンスシアター)

回を重ねるごとにブラックマヨネーズが生で見られる喜びよりも、いよいよチケットの抽選が当たらなくなる不安の方が強くなってくる1時間単独。 今回の白眉は「ド根性大喜利」で、大喜利が得意そうでもなければ、これといった思い入れもなさそうな吉田が頭に…

フットカットエピソードバトル(baseよしもと)

テーマに沿って1分間のトークを披露し、つまらなかった芸人は舞台から姿を消していくサバイバルトーク企画。結局のところ、大阪若手の喋りのレベルは高く、千鳥・大悟による一連の故郷のツレ話は、最後の最後に「刺青」のキーワードを混入させてご破算にする…

MAE AGE LIVE(∞ホール)

渋谷を歩いていたところ、「MC:もう中学生」の表示を見かけて、さりげなく当日券800円という南米のようなインフレを起こしていたMAE AGE LIVEを覗いてみる。もう中学生は「僕は最近〜、名前の長さが気になってまして〜、名前が長いと濃厚、短いのは濃厚じゃ…

上方落語九雀亭(亀戸文化センター・六階和室)

演目は『阿弥陀池』『餅屋問答』『千両みかん』。今回は何より師匠の近況を報告するフリーペーパー「九雀月報」に書かれた話が素晴らしすぎた。偶然、翌日の東京新聞芸能ワイド欄にも同じ話題を取り上げているので、それと合わせて紹介したい。「東京・両国…

RGvsハブ 〜ジャッジ・熊谷〜(シアターD)

”カリスマ・カリスマ・カリスマ”レイザーラモンRG(赤褌)と”天才・天才・天才”Bコース・ハブ(肌色のブリーフ2枚重ね)がおのれの肉体だけを使って100本勝負を展開する狂気の祭典が、キャベツのおいしい嬬恋村、そしてSMAPですら渡航を断念した上海…

中山功太単独ライブ「ハローシンジュクマイフレンド ウェルカムトゥマイロックショー」(シアターブラッツ)

売れる機会を逸した天才・中山功太による上京後の初単独。ライブの随所で「売れ方がわからん!」と叫ぶ姿と、「東京は狂った街や、とSADSが言うてました」と2010年に何度も『TOKYO』を大プッシュする姿勢が印象的だった。それにしても相変わらず痩せない功太…