2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

韓国プロレス・アングル語講座

延々と原稿を書いていたのですっかり忘れてたが、今発売している『SPORTIVA』で、ひそかに、ひどくしめやかに「ケーフェイ高峰」の連載が終了したのだった。 バッファロー吾郎とケンドーコバヤシの3氏に格闘技を語ってもらう、神の思し召しとしか思えないこ…

雷ライブvol.18(浅草東洋館)

東京東部に引っ越した以上、雷ライブに行くのは義務とばかり浅草東洋館へ。吉本若手ファン&10カラット芸人目当て以外は演芸を見慣れてない模様で、ハローケイスケのアンケートネタに喜んで挙手、ウェブログ用にメモを取るご苦労様が僅少、食ったり飲んだり…

近所の居酒屋で私は一人、酒を飲んでいる。L字型を左にひっくり返した形のカウンター。そこの短い辺に腰掛けて私は一人、酒を飲んでいる。 店の奥にはクロス屋が二人。だんだん酒が回ってきて、店を一人で切り盛りする70代のおかあさんに「おっぱい揉ませて…

男は挑戦状を叩きつける。休暇申請書を下に重ねて

楽屋の扉越しに尋常ではない量の嬌声が聞こえてくる。その喧騒を感じながら、鏡の前でアキは丹念に髪をなでつけていた。 「聞こえるか、カン?」背後で煙草をくゆらかせるカンと鏡の中で目があう。「あいつら、俺たちの出番を待ちわびてるんだ。楽屋の外で煙…

ダイナマイト関西〜オープントーナメント大会〜baseよしもと予選1・2(baseよしもと)

約3時間×2公演の極濃密大喜利大会。この日一番の好勝負はダイアン・西澤vsにのうらご・西森で、序盤、普通に打ちあっていたら、二問目にグッドクエスチョン「相撲取り・バカ錦の得意技は?」が出題された瞬間、両者がフィーバー。打ちあいというよりほとんど…

T・K・王杯”ファンタジスタの集い”(SPACE107)

会場に足を踏み入れると過疎化が進んだ客席に驚き、ライブが終わってロビーに出ると挨拶に出迎える松竹芸能東京養成所の生徒の多さに愕然とする。客席の骨密度の低さを露呈させないため、公演中は席に座っていた彼ら。芸人もファンタジスタだが、スタッフと…

増谷キートン・椿鬼奴合同単独ライブ(笹塚ファクトリー)

合同単独ライブを銘打ちながら、アホマイルドはがっつりからむは、しんじは暴れるはで、やってることはほとんど「キュートン」。しかし増谷キートンの舞台が天才だと思う5人に書いてもらったネタを演じる構成だったので、作家・ゴージャス村上の客を巻き込む…

お笑い裁判の歩き方vol.2(北沢タウンホール)

稀代の裁判ウォッチャー・阿曽山大噴火による裁判トークショーは、珠玉の傍聴話が2時間半も語られる充実の内容。去年の興行も同日に行われたらしく、舞台では「5月9日を裁判の日にするか」との会話が交わされていたが、翌日の5月10日こそ”コート”で裁判の日…

いろんな意味でエッジがきいてる尖閣諸島ロックフェス

告知を。私が一枚噛んでる、噛んだり弄んだりきつく吸ったりして結局叱られるイベント『厚木レコード#11』。5月13日(土)開催で19時からDJします。 http://www.sevendays.com/atsugi-records/ 今回は「たくみちゃんロックフェス」と称して、私の時間だけ約3…

よしもと春のぴん祭り〜次に来るぴん芸人は誰だ!〜(笹塚ファクトリー)

有象無象の若手ピン芸人が結集するライブ。物ボケコーナーではですよ。が、全体を通してはんぺんがいい仕事をする中、それ以上に目を引いたのは妙齢キャラのエド・はるみだった。 かっての友近のようにデビューしたてで30代の図太さや色気がある範疇を軽く越…

GO!ヒロミの帰ってきた漫談日本一決定戦06(池袋手刀)

今日は世界最強の男を決める『PRIDE無差別級GP』の開幕戦。期待に胸を膨らませて会場の池袋手刀に向かうと、舞台にはGO!ヒロミを筆頭に、屈強な格闘家が7人肩を並べていた。トーナメントなのに7人という半端な数は、2回戦からシード枠でヒョードルが参加す…

圧力団体2006〜春の陣〜(スタジオドリームメーカー)

GWで混み合うお台場へ。ただでさえ主体性が揺らぐ無機的都市なのに、会場に到着すると待ち時間をガス室のような空間で過ごせとフジテレビナチスから人権無視の強要を受ける。結果、席に着く頃に500名ほど押し寄せた客は一様に虚勢された山羊のような表情を浮…

風俗嬢にも「ゴリゴリのロックで」と要求するマーティ・フリードマン

ひたすら原稿を書く春だった。『ぴあ』やら『SPA!』やら『CIRCUS』やら『SPORTIVA』やら書いて、今出てる『ザ・ベスト』で小林よしのりインタビューして、なぜか女性用風俗求人誌の海外旅行特集まで書いて、気がついたら引っ越しまでしていた。毎朝通ってる…