音楽

ガンズあるある「ガンズ・アンド・ローゼスとLAガンズの関係性がいまいち分からない」

なんとまあカッコいい。でも私の頭の中を流れていくのはRGの歌声。どうにかしてくれ。 そういえば先日、知人から「去年鈴木さんが音源回してくれたケンドーコバヤシのラジオ『テメオコ』。ゲストにRGが招かれた回が3月11日で、「東京こわいあるある」を…

寿司屋でアナログフィッシュを注文したらシーラカンスが出てきた

一度見たかったアナログフィッシュが大所帯でライブをやると聞いて、九段会館へ。好きな曲は何曲もある。でもメンバーの名前になるとあやうい。その程度のファンである。 ステージを眺めていて、昔、トミーズ・雅がブラックマヨネーズについて語っていた「普…

夜行性の生き物3匹だけど門限は夜の9時

「無職元旦。4年ぶりに日記を再開する。ブルータス、TV Bros、赤いチェックのシャツを買う。夜、公園を5周走る」 ちょうど10年前の2000年4月1日。前日に会社を辞めた私は日記をつけ始め、今日、11冊目の新しい日記帳を手にしている。 しかしまさか10冊目の…

車も電話もないけれど、エアフォースワンに乗っています

ユニコーンの武道館ライブに行った。『服部』を全身に塗りたくるほど聞いてライブに行きそびれた世代としては、そりゃ嬉しい。でも十数年ぶりに復活したバンドに人が押し寄せ、グッズが飛ぶように売れ、みんなの顔がホクホクするのは当たり前の話ではある。…

カーラジオからグッチ裕三のスローバラード。スイッチを切る

酔っ払って帰宅して、忌野清志郎の訃報を聞いた。1年前、復活を果たしたNHKの『SONGS』で、「JUMP」を熱唱する映像を見返して涙する。この曲大好きなんだけど、どうしても「エースコック・スーパーカップ1・5」のCMに使われていたことが頭をよぎって100%…

憑いたーッ!

perfumeが何に似ているのかずっと考えていて、ようやくそれが「さよなら人類」を歌っている頃のたまであることに気づいた。別に音楽性云々ではない。世間の圧倒的好意と全肯定ぶり。語ること=勝ち馬に乗るような空気。3年後の無関心。5年後の忘却。もちろん…

赤のブツとやけにすれすれの民事

TBSラジオ『ウイークエンドシャッフル』で岡村靖幸特集を放送していた。ライムスター・宇多丸の口から岡村ちゃん遺伝子を受け継いでいる者として名前があがったのは、Mr・Childrenの桜井、桜塚やっくん、ムーンチャイルド・佐々木など。この他に補足する…

ゲタを鳴らしてウツが来る

今、仲間内で「これは誰だ!?」と謎を呼んでいる未確認演奏物体。 「ムッシュかまやつ」「南海キャンディーズのしずちゃん」「吉田ヒロ」「トムキャット」「カツラをかぶった斉藤清六」「カツラをかぶったムッシュかまやつ」「慰安旅行で撮影した課長」「小…

「ユニトリ」はユニクロとニトリが合併した新社名

今日もユニコーンのトリビュートアルバムを聴いている。先ほどCBSサニーから続編プロデュースの正式依頼があったので、腰を据えて人選を考える。 ブリリアントグリーン「Maybe Blue」 岡村靖幸「Pink Prisoner」 田原俊彦「I`M A LOSER」 杉本哲太「自転…

ピチピチしたTシャツで体を締めつけて全身から声を出す宮沢和史歌唱法

『奥田民生・カバーズ』と『ユニコーン・トリビュート』を聴く。GLAY「野ばら」、CHEMISTRY「自転車泥棒」、宮沢和史「すばらしい日々」が面白すぎる。ただ音楽家としての職務を全うしただけなのに、カバーやトリビュートを超越してもはやコントにしか聞こえ…

はっきりもっと優肝(優秀な肝臓)になって

岡村靖幸がフジテレビ深夜の『夜のロックスタジオ』に出演。キャンディーズの「年下の男の子」を弾き語りでカバーしていた。相変わらず神がかりなサウンド。でも尋常じゃない体躯の厚み、下顎周辺にたっぷりとついた肉塊、全体から発散するオイリーな感じ、…

エンドリーケリー・エンドリケリーvs川柳川柳

エンドリーケリー・エンドリケリーの”音楽・哲学すべてを語る/全思考を届ける”特番『ENDLI TV』を見た。窪塚洋介の阿片礼賛特番を髣髴とさせる構成の中、ナレーションの鳥越俊太郎がエンドリケリーのことをケリーと呼び「哲学を持った一人の表現者」と紹介し…

収録曲は「10万六本木心中」「永遠の10万1秒」「10万SEVEN YEARS AFTER」

デーモン小暮が80〜90年代初期の女性ボーカル曲をカバーした『GIRLS` ROCK』を買った。激しく歌うのかと思いきや、予想に反して全体的にムーディーというか生柔らかいボーカルなのである。「翼の折れた天使」を聴いていると、猥婦に「朝方の3次会で誰も聴い…

穴に水やるダム・ソング

ぼんやり自転車を漕いでたら林田健司の「花に水やるラヴ・ソング」が聴きたくなった。偶然、前方にブックオフが見える。入店してCDの棚に直行すると、ピチカート・ファイブみたいなブックレットつきのベスト盤が売っていた。即購入。15曲入りで250円。思い…

「ポリシーである『僕はコレクター』が盗用された!」と寺門ジモンが提訴を辞さない構え

雨の野音でコレクターズを見てきた。同じ野音でコレクターズの10周年ライブに行ってから10年、『冗談画報』のネオGS特集でコレクターズを知ってから20年が経つ。年をとった。僕もコレクターズも。だから『2065』が心ににじんだ。だからアンコールでキラキ…

風俗嬢にも「ゴリゴリのロックで」と要求するマーティ・フリードマン

ひたすら原稿を書く春だった。『ぴあ』やら『SPA!』やら『CIRCUS』やら『SPORTIVA』やら書いて、今出てる『ザ・ベスト』で小林よしのりインタビューして、なぜか女性用風俗求人誌の海外旅行特集まで書いて、気がついたら引っ越しまでしていた。毎朝通ってる…

♪コーメーウォー、コメコメウォー、公明党

米米クラブが再結成するという。その全盛期は80年代後半から90年代初頭。97年解散なので実際には違うのだが、活動がバブル期とそっくり重なる印象が強い。 順番からいうと、米米クラブが活躍してCDが売れるから日本の景気がよくなるのではない。日本の景気が…

冨田ラボではキリンジとエリンギを栽培している

テレビをつけると、きたろうが眼鏡をかけてヒゲを生やしてずっと大竹まことの顔真似をしている。よく見たら冨田恵一だった。ひとりシティボーイズ2/3。何人いるのか分からない。 それにしても『トップランナー』見るまで冨田ラボが今井メロみたいな人名だと…

ゆらゆら帝国で捕虜として抑留中

ゆらゆら帝国を見にリキッドルームへ。前座で登場したエレクトーン奏者のタッカーに衝撃を受ける。鍵盤の上で鯱ポーズを決めるわ、顎でレコードをスクラッチするわ、ギター弾くわベース弾くわドラム叩くわ、軽音楽部部室を訪れた嫌われ者OB如きのわがまま…

のだめ(野田社長の妾)カンタービレ

一昨日、おでん屋で流れていた、ニコライ・カプースチンのピアノの音色に心を奪われた。 昨日、ソウル・フラワー・ユニオンのライブのエンディングで、奥野真哉が弾くピアノにちょっと泣きそうになった。 今日、『トップランナー』で見た上原ひろみが奏でる…

地球温暖化の原因は情熱大陸

約一日の空白を経て、森田から返しの句が届く。 「ダグモアを 集めて速し 最上川」 「いい国作ろう ダグモア幕府」 あまりにもあんまりな内容なので「あんまりなレベルだろこれは!」とメールを送ったところ、「そんなことないよ〜。フォー!」という返信が。…

情熱大陸の平熱半島に在住

ひねもすパソコンに向かって原稿を書いている。煮詰まって焦りを隠せないでいると、携帯電話のメール受信音が鳴った。ディスプレイを覗くと、久しぶりに旧友のファット森田の名前が表示されている。サブジェクトは「ボス出演」。 「われらが永ちゃんが今夜の…

ドラえもんがくれた未来のちゃぶ台・タイムテーブル

告知を。来週末の26日(土)、厚木レコード#9でDJします。更新所が遠路ミネソタにあるため、依然として情報が#8のサイトはこちら。 http://www.sevendays.com/atsugi-records/ dj honda宗一郎こと私の出番は17〜18時。前回は亡き人を偲んで岡村靖幸の楽曲…

角川春樹が短歌の角川春樹賞を5万年連続で受賞

たまらん。全センテンス、一文字の無駄もない。神奈川県大和市出身の私としては無視できない話題だ。 http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/jul/o20050728_10.htm 大学ノート一冊を潰して、たどり着いた言葉が「キラキラ光る」って原点回帰にもほどがある…

空をテーマにした歌「蒼井そら讃歌」

どうした。逃げ遅れたのか? http://www.daily.co.jp/gossip/2005/07/23/181008.shtml 藤井フミヤート御先生を彩る修飾詞は「本殿を背に」「悠久の時の流れ」「神々」など、錚々たるものばかり。これから高杢は国を相手に戦うことになるのか。 「今までフミ…

Bank Bnadが愛人バンクとの統合合併を発表

ミュージックマシーンによれば「桜井和寿はap bank/Bank Bandで活動するときに櫻井和寿になる」らしい。何だろう、この胸を覆う仲良くなれそうにない予感は。 ミュージシャンや芸能人が別名義で活動すること事態は大して珍しくない。だから桜井が『元祖!で…

週刊誌に書いてあることは東スポの「街頭淫タビュー」を抜かして全部嘘だぜ!

岡村靖幸が覚醒剤で逮捕された。白い粉がWhite courageに映ったのか。それも再犯である。岡村のライブで言うところの、間奏中のブレイク「ツータイム!」だ。 今だから告白すると2年前の春、私はとある筋から情報を得て岡村の裁判を傍聴した。復活を願って、…

悲しみは皮の中に(恥垢)

昨日はFM公開録音の抽選に当たったのでNHK505スタジオへ。しかしどれだけ待っても目当てのTHEATRE BROOKは現れず、4人編成のエレキコミックが登場する始末。訝しい視線を送ること30分、ギターをかき鳴らして絶叫しているのが谷井一郎ではなくて佐藤タイジで…

夏が来る。何年に一度かは江夏が来る

大阪から帰って早速、ハウンドドッグvs大黒摩季の『音楽・夢くらぶ』を見る。予告編がすごすぎたので過剰な期待を抑えていたら、本編は予想以上の仕上がりだった。 まずいきなり「フォルティッシモ」でギラギラ、テカテカと歌う大友&大黒の画面(えづら)に…

HEROになる時それは今(先代のHERO名跡を入手したので)

知人いわく、「こないだテレビをつけたら何かのライブ中継が放送されててさー、甲斐よしひろと大友康平と誰かがスタンドマイクを奪い合って熱唱していたんだよね」。 生まれたばかりの赤子が目撃したら間違いなく人間不信に陥るであろうハードな光景! しか…