悲しみは皮の中に(恥垢)

昨日はFM公開録音の抽選に当たったのでNHK505スタジオへ。しかしどれだけ待っても目当てのTHEATRE BROOKは現れず、4人編成のエレキコミックが登場する始末。訝しい視線を送ること30分、ギターをかき鳴らして絶叫しているのが谷井一郎ではなくて佐藤タイジであることに気づく。どうりで冒頭に「ようこそやっつんライブハウスへ!」という導入がなかったわけだ。
このウェブログで3万回は”ゆらゆら帝国坂本慎太郎カリカ・家城は顔だけじゃなくて声も世界観も同じ”説を提唱しているが、佐藤と谷井の共通点はエレキとパーマとそのしつこさ。最後に演奏した『立ち止まって一服しよう』なんて、国の指導が入らなければ7時間は平気でギターソロを弾きそうなわがままぶりだった。ちなみに谷井の相方・今立が素人時代に3人で組んでいたグループ名は、トリオ・ザ・連立政権。それに対してキーボードの音をかき消す佐藤の前へ前へ前へ!なギターはカルテット・ザ・独立政権の装いである。よからぬ政策を振り撒いてくれ。