2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

PINK BONIIEのすフェラないワタシ

いつも思うのだが、『人志松本のすべらない話』の正確なタイトルは『すべれない空気の中でたとえすべったとしてもすべったことを頑なに認めない話』なのではないか。 ところで先日『HEY×HEY×HEY』を見たら、MCのダウンタウンの後に鎮座するBONIIE PINKちゃ…

M-1グランプリ2006 1回戦(新宿文化センター小ホール)

約180組のコンビが2分のネタを披露すること7時間。疲れた〜。それではさっそく全芸人をA〜Dで評価したいと思います!(ちなみに評価は管理人・すずきの主観によるものです。たまに毒が含まれるのはお笑いを愛するがゆえ。ご容赦のほどを!) 1・舛方・高見…

ネーミングライツ これからはC・C・LEMON(くりぃむ・くりぃむ・れもん)ホールと呼んでください −−渋谷公会堂 (墨田区・潜望鏡)

中川家の寄席(新宿末廣亭)

ロフトプラスワンを中座した私は同じく新宿の末廣亭へ。戦争の前線を抜け出して国立の迎賓館に宿泊した気分だ。 百数名の客を相手にした自由度の高い中川家の漫才は今回も滅法面白く、この日すごかったのは礼二の旅館風景模写。特に「浴場でオレがやる一連の…

世界キワモノ演芸2006(ロフトプラスワン)

長期的に追っかけているこのイベント。しかし最近は神が「危険だから近づくな」とばかりに私に所用を押しつけ、前回、前々回は観覧を逃し、今回も見れたのは1回戦のみ。そんな私にライブを語る資格などあるのだろうか? と一晩かけて悶々とするが、人肉入り…

5じ6じ(ルミネtheよしもと)

しばらく目を離しているスキにハイキングウォーキングのコントが素敵なことになっていた。その内容は家庭教師役の鈴木Q太郎が誰にも期待されていない裸をコントの序盤から晒して、その後も順調に奇怪なムーブと不穏な性嗜好を舞台中に垂れ流すだけ。明らか…

大川興業第二回総裁選(なかのZERO小ホール)

総裁選に参加するのは国民の義務なので中野へ向かう。混雑を警戒していたが会場に集まったのは約400人で、日本の人口を1億2000万人とすると実に投票率は0・000003%! 自民党総裁選に国民は参加しない事実が確実に脳裏をよぎりつつも、私はこの国の政治無関…

名糖喫茶

夕刻。総武線で都心に向かっていたら、両国から年配の老人が大勢車両に乗り込んできた。相撲観戦帰りの一群なのだろう。誰もが水でも汲んだように膨れたお土産の紙袋を両手に抱えているので、ただでさえ人が密集している車両はなおのこと身動きが取れなくな…

格差社会が進み、プレミアムホッピーしか飲まないエリートが出現

大竹聡『中央線で行く東京横断ホッピーマラソン』(酒とつまみ社)を読む。中央線の各駅付近でホッピーを飲める店を探して東京から高尾まで向かう『酒とつまみ』の好評企画を押し倒すような強引さで書籍化した単行本。ボーナストラックとして高尾から京王線…

郵便配達人は2度ベルを鳴らす。そしてセコムがやってくる

メールが発達したおかげで、伝達や連絡することは飛躍的に便利になった。でも僕はたまに考える。何か大事なものを置き去りにしてるんじゃないかって。 その大事なものとは−−そう、ココロ。一昔前、僕らは大事な気持ちを伝える時、せっせと手紙を書いていた。…

エアギターのコンピアルバムを買っても寒空はだかの歌しか聞こえない

ダイノジ・おおちがエアギター世界大会で優勝した。この古橋広之進以来の日本の快挙について、糸井重里がサイトで感想を寄せている。「このようにしょうもないことで、沸きおこる興奮、国際大会の意味を無にするような虚しい競技」云々。長文のテーマはまた…

勢いで「ハンカチ王子市」に名称変更する八王子市

●講談社が新創刊した男性誌『KING』。王。王である。表紙も若かりし王監督だし、執筆陣だって社運を背負った編集者がサブカル界の上澄みをモナカで必死に書き集めたような顔ぶれ。それでも雑誌を手に取ると『まっ昼ま王!!』という言葉しか連想できないのはな…

5じ6じ(ルミネtheよしもと)

久しぶりの5じ6じ。カナリアは小さいギャグを積み重ねるのではなく長い尺をかけて真綿で足首を締めるような漫才をたまにすることがある。今日の新ネタもそれ。このまま続けていくと上へと駆け上がれる新しい発見が生まれるかもしれない。 気になったのはス…

多い日もワンシーン

今発売しているweeklyぴあの「one scene」で劇団ひとりとしずちゃん二人芝居の稽古風景を素描してます。笑いを全く入れられなくてすいません。でも恥ずかしながらこんな文章も書けるんです私は。 ちなみに同誌には読者参加企画の応募ハガキ「ライブ終了後、…

PL学園のレプリカユニフォームを女に着させて胸を揉みしだく爽やかな性欲

近くの公園を歩いていると、おばさんが犬を散歩させていた。白いTシャツの胸元には「swallows」の文字が刻まれている。珍しいなと思ってすれ違いざま背中を見たら、そこにはなんと「5」の文字が。「5」の文字が。文字が。が。 ヤクルトの背番号5番、言う…

ガンガンライブ(baseよしもと)

日帰りの仕事で大阪へ行き、帰りしなbaseに寄る。最近は出演が珍しいのか、南海キャンディースが登場するだけで「おー」と会場が軽くさざめいていた。そしてなぜか山里はすぐに本ネタに入らず、最近見た深夜番組の衝撃的な光景について熱く語って、”暗黒”と…

ニュースタッフエージェンシーライブ(シアターD)

断言してもいいが私は増谷キートン主催のイベント「キュートン」と原田16才というこれまで全く交差しなかった異端芸人の線を、時間軸、空間力学の観点から語れる唯一の批評家というか生活評論家、もしくは数少ないジャーナリストというかコスメライターであ…

牛は繁り、鶏がはばたき、豚は臭い

焼肉屋「牛繁」前の手書き黒板があまりにも壮大かつ投げやりなメッセージを発していたので、初めて携帯電話のカメラを起動させる。夏→牛繁→焼肉。フィッシュマンズ全書が刊行されることを聞いて、「宇宙・日本・世田谷」にオマージュを捧げたのだろう。 こう…