2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ダイノジpresents「CLUB KIKKAWA〜吉川晃司伝説ナイト〜」(ロフトプラスワン)

ひたすら吉川晃司の曲を流して朝まで踊るという、ご機嫌すぎる日本三大奇祭へ。序盤、舞台に登場したRGは吉川の楽曲と得意のダンスを融合させ会場を沸かせたかと思いきや、中盤以降は和服を着込んだ市川AB蔵の格好でフロアに乱入。エアギターに励むダイ…

行列の先頭11(笹塚ファクトリー)

トップリードやらTHE GEESEやらラバーガールやら、優秀なコント師ばかりを17組も集めた好ライブ。東京03は「仕事帰りのメシにバイト仲間を誘う誘わないで揉める」コントで、ささくれた人間関係のスケッチに方向を定めてから長いのに、全くネタが先細らず完成…

三遊亭白鳥・柳家喬太郎二人会(東京芸術劇場中ホール)

柳家喬太郎は『東京かわら版』の最新号で「これといったストーリー展開もなく、スケッチとも少し違う」「エッセイ風味の落語」と自ら分析した「ハンバーグができるまで」を。確かに向田邦子的なほろ苦さで、子供の頃横目で眺めていた『東芝日曜劇場』を思い…

RG vs ハブ 〜ジャッジ熊谷〜(シアターD)

バッファロー吾郎ファミリーの庶子・RGとキワモノ演芸界のミュータントであるBコース・ハブが相見えて、正真正銘の雌雄を決する21世紀初頭にして世紀末ライブ。開始前から客席には業界関係者や芸人がむせ返り、「どれだけプロフェッショナルから注目を集…

世界サイアク演芸(ロフトプラスワン)

吉本御用達の温厚なカメラマン・河村さんが無理から司会に抜擢&作家の台本で遠隔操作されるという、酒場のノリで決まった企画がそのまま陽の目を浴びたような『世界キワモノ演芸』のスピンアウトというかスピンイン企画。さらに2回に1回はBコースがネタを…

若手the登竜門〜大喜利の陣〜東京大喜利倶楽部

カリカ、博多大吉、ハリセンボン・箕輪、ピース・又吉、増谷キートンなど、東京若手を代表する大喜利猛者にくわえて、関西からジャルジャルまで招いた豪華な大喜利イベント。しかし中盤に大きく時間を割いた「王様ゲーム大喜利」が、芸人が答えを用意してい…

漫才米騒動(シアターD)

ナイツ、オードリー、マシンガンズ、えんにちなど、事務所横断的にほんのり売れかかっている生米芸人が集合したライブ。イベントの主催者であり、仲間の右肩上がりぶりを敏感に察知したエルシャラカーニ・清和が「おまえら、売れんなや!」と真剣な忠告を発…

キュートン15(シアターモリエール)

主催者側の説明「無意味でくだらない2時間なので怒らないでください」が謙遜でも何でもなく、ただ真実を語っているだけの『キュートン』へ。下ネタのインフラが全くゆるがないクソコントやゲロネタはいつも通りの出来だったが、大きな変化として絶対王者・増…

やんべえ15(劇場バイタス)

このライブにおいてのみHollywood ケネディ zakoshisyoを名乗るハリウッドザコシショウが、新宿の地下壕で8bitの世界観を撒き散らし、それに薫陶を受けた後輩たちが基本ブリーフ姿で追随の姿勢を惜しげもなくさらす世にも酔狂なライブ。ネタ(銅鑼が鳴り響…

ダイノジの爆笑新ネタカレーライス寄席(中目黒ウッディシアター)

オープニングゲストに村上ショージが招かれるわ、人気者のピースや平成ノブシコブシが登場するわ、「ルールブック大谷」というやりたい放題の企画コーナーはオチまでついて完成度が高いわ、全体のクオリティは抜群に高いのに客入りが7割弱という求心力が抜群…

20分漫才(シアターブラッツ)

若手5組による20分漫才ライブ。囲碁将棋の「シャ乱Qの歌詞を思い出せない」に始まる一連のネタは長身の二人が力感のないフォームからお互いが冴えたフレーズを発するもんだから、序盤はどちらがボケなのか分からない始末。しかしほとんどの出演者がちぎって…

マッスル・ハウス6(後楽園ホール)

前半は学生プロレスラー、芸人といった大部屋汁レスラーが次々と1分の戦いを繰り広げる『爆笑レッドカーペット』風プロレスに始まり、後半は『マッスル』の異音同義語的存在・西口プロレスとの抗争へ。今日は方法論に頼らない普通のおもしろプロレスで終わる…

シティボーイズミックスPRESENTSオペレッタ「ロータスとピエーレ」(天王洲 銀河劇場)

もう何年見続けているのか、そして何で足を運ぶのか全てが曖昧になってきた恒例のシティボーイズゴールデンウィーク公演へ。逐一くだらない舞台の中でも斉木しげるの鳥を模写する演技は見ているのが恥ずかしくなるほどのくだらなさで、最後の挨拶で登場した…