2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧
ゆらゆら帝国を見にリキッドルームへ。前座で登場したエレクトーン奏者のタッカーに衝撃を受ける。鍵盤の上で鯱ポーズを決めるわ、顎でレコードをスクラッチするわ、ギター弾くわベース弾くわドラム叩くわ、軽音楽部部室を訪れた嫌われ者OB如きのわがまま…
このウェブログで『やりすぎコージー』と『なるトモ!』の話題しかしていないことに気づいたので、今日は外貨建てMMFの投資メリットは為替手数料が安いこと、売買益は非課税なので税制面では有利なことを踏まえたうえで、『なるトモ!』について書くことにす…
それまで道先が定まらなかった団体に、一人の天才が忽然と現れ、進むべき道を導いてしまうことがある。昔の「PRIDE」は総合格闘技を志向しながらも、UWF系ほど試合はスリリングではなく、プロレスファンも扱いに困る団体だった。しかしそこに桜庭和志が誕生…
神宮球場でM-1敗者復活戦を観賞。青空の下、ロックフェス気分で楽しんでいると、次第に日が傾いて寒気がスタジアムを包みだした。その頃になって、私はある芸人一組が登場していないことに気づく。 その芸人とはハリガネロック。デビュー当時の勢いに驚嘆し…
M-1グランプリの煽り番組を見ていたら、チュートリアル・徳井が決勝進出を知らされた瞬間、10年探した親殺しの犯人とやっと見つけたような凄い形相をしていた。あの歓喜を超越した放心にくわえて、復讐する決意が固まった表情。何度見てもゾクゾクする。しか…
ふらりと浅井企画事務所ライブに立ち寄ってみると、年末恒例らしい若手総出演でNO.1を決めるトーナメント戦。どうにもこうにもイワイガワが他芸人とは3馬身差ほど離して独走していたが、勝負をかけたのか、決勝戦では岩井ジョニ男がまさかのフォーマルウェ…
一昨日、おでん屋で流れていた、ニコライ・カプースチンのピアノの音色に心を奪われた。 昨日、ソウル・フラワー・ユニオンのライブのエンディングで、奥野真哉が弾くピアノにちょっと泣きそうになった。 今日、『トップランナー』で見た上原ひろみが奏でる…
現在、発売中の『QJ』はラジオ特集。その中で異彩を放つのは佐野元春インタビューで、珠玉の言葉が滾々と湧いている。 「ラジオというメディアの一番の特質は、ワン・トゥ・ワンのコミュニケーション」「ランニング・オーダーはひとつのサイエンス」「僕はオ…
大入りの会場で後方に席を見つけると、周囲は魔裟斗応援シートを凌駕するほど近藤の身内&幼なじみでギッシリ。後にいた友人らしき子は開演前から「ああん始まっちゃうよどうしよう」と身勝手な緊張で震えだし、開演で暗転するや「うわわわわわ緊張緊張緊ウ…
ヤケド芸人が集結し局部を晒したり下ネタに興じる、スーパーフリーの残党イベント。18組の熾烈なトーナメントは、左ブロックが増谷キートン、椿鬼奴、右ブロックからは平成ノブシコブシ・吉村とカリカ・林とスーパーモンキーズが準決勝に進出し、奇しくもキ…
職業特権を活かしてM-1決勝者の記者会見に潜入する予定だったものの、仕事が入って断念する。のちに面子を知って悔しさで昼から夜尿が止まらない。だって今年もファイナリスト予想が8年連続、前世を入れると200年連続で10割当てたのだから。 先日の私の予想…
おおちが胡散臭い演歌歌手や、リビドーをつゆとも刺激しないメイドに扮したコントが秀作。ツッコミのフレーズで笑わせる漫才師は少なくないが、これだけキャラ立ちしてツッコむコントは珍しいのではないだろうか。ダイノジは漫才よりコントで汗をかく方が似…
腕のある芸人が集まって新ネタ披露&シャッフル漫才する企画。三流では収まらない三万流劇団のスキットにしか見えないカリカ・家城とハリセンボン・箕輪による「カリカとはるか」、二人足して年収200万円に届かない臭いが濃厚に漂うタカアンドトシ・タカとハ…
図々しくもお笑いライブに携わることになりました。 ぴあ主催「お笑い100(ワンハンドレッド)」/1月24日(火)/原宿アストロホール/出演芸人 磁石 マキタスポーツ ななめ45° ラブカップル 連戦姉妹 私の役割は構成というかプロデューサーというか艦長という…
『リンカーン』を見て当惑するのは、松本人志がスベるのが「事件」ではなく「風景」になっていることである。 それに対して芸人小宇宙の中で惑星の体積比を膨らましていくフットボールアワー・岩尾の輝きよ。この番組タイトルには、ダウンタウンコンプレック…
話題のナンプラームービー『七人のマッハ!!!!!!!』を見に行く。内容はあまりにウェット&ヘビーすぎて、『マッハ!!!!!!!!』の昂揚感が『噂の刑事 トミーとマツ』なら、本作は『ランボー』のそれだった。 村一つ破壊されるインパクトが何かに似ているなと思っ…
ザ・プラン9がMCという物珍しさに惹かれて劇場へ。目を瞠ったのはラフ・コントロールの漫才。コンビでドツきあいを始める設定はしばらく変わらないのに、重岡のバイオレンスキャラ・森木の弱い立場だけど堪りかねてキレる演技が確立していて数段面白くな…
・浅草キッド−ハチミツ二郎−猫ひろし バッファロー吾郎−ケンドーコバヤシ−レイザーラモンHG 上方向に吹き上げるリスペクト、下方向に流れる信頼、各自をつなげるプロレスの絆、それでいながら芸風の統一感のなさにおいて、このラインは不思議と近い。しか…
小藪千豊とレイザーラモンによるユニットライブは、やたらカッコいいオープニング映像に始まり、ラップ、各自のネタと内容は盛り沢山。下品も突きつめれば結晶の形に収まるものだと感じる。 また過去に使われた映像では、プロトタイプだった頃のレイザーラモ…
大阪に行ったついでに劇場へ。千日前でプラスマイナス・兼光君が天売りしていたのでチケットを購入した際、つい昨日の酒が残っていて若干テンションが高かったため、「『ぴあ』のお笑い芸人100特集、アンケートありがとうございました。あれ、僕が担当したん…