2丁拳銃の漫才シワス!!(ルミネtheよしもと)

腕のある芸人が集まって新ネタ披露&シャッフル漫才する企画。三流では収まらない三万流劇団のスキットにしか見えないカリカ・家城とハリセンボン・箕輪による「カリカとはるか」、二人足して年収200万円に届かない臭いが濃厚に漂うタカアンドトシ・タカとハリセンボン・近藤の擬似カップル漫才「R&B」など、笑いどころは随所に。
その中でも素晴らしい出来だったのが、パンクブーブー・哲夫とCOWCOW・よしが組んでレギュラーを模した下ネタユニット「エロギュラー」だった。誰も記録する者がいないだろうから私が書いておくと、西川君が気絶する代わりによしの張子で出来た男根が隆々と屹立し、「ハイ、ハイ、ハイ・ハイ・ハイ!」の決めポーズでは後背位で肉棒と蜜壺が密接に結合。当然エロエロあるあるも冴え渡り、誰も記録する者がいないだろうから私が書いておくと「キッチンの隅で燃え上がる」「クンニの途中で素に戻る」「手コキの握りが強すぎる」の美文調フレーズが客席を笑いの炎に包んだ。そして案の定、最後の「ヴァギナと尿道間違える」ではいよいよ手拍子が皆無になり、劇場にはCOWCOW・よしの心がボキッッッと折れる音が響いただけだった。
ちなみに優勝は前述したR&B。優勝賞金5万円は表向きの報酬で、本当の賞品としておそらく今年のM-1決勝・最後の3組にシード枠として登場することだろう。