2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧
鈴本演芸場で上方落語の会を見る。最後のネタは「浮かれの屑より」で、紙屑を選別する若旦那が次第にご機嫌になって謡ったり踊ったりする話。その叱られても何度もふざける繰り返しがなかりしつこくて、「元気が出るテレビ」でパンチパーマ・相沢会長を襲う…
分かりやすいコントなのにボケ−ツッコミがはっきり二極化してるわけでもなくて、去年の単独を見た時、時代より1/4歩先を進んでる印象を受けたどきどきキャンプの単独へ。今年も普通に面白くて、でも全体的に作りがだらしなくて、ずっと靴の踵を踏みっぱなし…
立川談春の「赤めだか」に続いて出版され、本人が「青めだか」と自嘲し、その他にも「談志と談春、ときどき、高田文夫」「噺家xの献身」「上納金に悩む力」「人の高座を笑うな」「それはさておきしつけえぞ勝間和代の顔と本」などの呼び名が高い談志賛歌本の…
開演時間から待つこと十数分、ようやくさくらんぼブービーが登場すると、痺れを切らした最前列の客が「遅いぞこの野郎!」と大声で騒ぎ始める。すると鍛冶はおもむろにピストルを取り出して射殺。さらに「おまえらも笑わないとこうなるぞ!」と会場の客に一…
演目は「天災」と「シャブ浜」で、「シャブ浜」は最後、涙を浮かべるほどの熱演に。原型が「芝浜」だから自然といえば自然なのだが、それでも冷静になって考えるとトラック運転手がシャブにハマる噺「シャブハマ」で瞳を潤ませるのはやっぱり莫迦々々しい気…
よしもと若手による春の単独祭りの最後を飾るのはポテト少年団。一連の若手ライブを監修する作家・山田ナビスコ先生のやる気が夏のガリットチュウ単独同様に滲み出ていて、やたら芸人が投入されるオープニングの茶番コントやら、作りこんだ映像やら、エヴァ…
荒川市民マラソンに参加した。膝の調子がよくないので折り返し地点からそのまま家に帰ろうと画策していたら、iPod shuffleに詰めこんだ「ブラックマヨネーズのずぼりらじお」と「大竹まことのゴールデンラジオ」の若手芸人がゲストの回(Wコロン、カンニン…
新宿末広亭で定期的に開催している「中川家の寄席」の特大版。形態模写の箍(たが)がはずれて勝手にコントになってしまったようなコント「ドライブ」「旅行代理店」やら、コント「声優」のゲストとしてスコスコに中身のない業界人を演じたピース・綾部の安…
ブルースカイ作・演出の芝居を久々に見る。昔何度か見た猫ニャーと何も変わってなかった。「人を不安にさせる類のくだらなさ」が。
イベント名の通り、ナイツとWコロンが浅草芸人について語りつくす至福の2時間。チケットも比較的簡単に手に入り、この時ほどナイツがM-1で優勝しなかったこと、Wコロンが漫才協会主催の漫才新人大賞に参加すらしなかったことを感謝した日はない。 さて内…
仕事で観賞したので詳細は雑誌に。三遊亭白鳥は「大工調べ」の改作で、舞台を北海道の港町に移した「かわうそ島のお嫁さん」。日本人船長(棟梁)と水商売のロシア女(大家)と密航した中国人(与太郎)が登場するものすごい内容なのだが、本人の日記によれ…
夕方、新宿に着いたので、30分500円のワンコインライブを見ようとルミネtheよしもとに赴くと、7Fのフロアには人がひしめき、一部が階下の無印良品に振り落とされている。人ごみをかきわけてカウンターまでたどりついたところ、そこにはあろうことか「完売」…
演目は「火焔太鼓」「疝気の虫」「居残り佐平次」。談笑の落語にひたすら逸脱を期待している私は、終始「へえ〜」の感慨だけ抱いて高座を見る。トンデモ落語会脱北にあたっての宣言「今日以降、この会を私の黒歴史にします!」は、意外と本気なのかもしれな…
最近なぜか気になる橘の過剰なツッコミが何なのかを見極めたくて、若い女の子ばかりがむせ返る会場に向かう。見終えて橘のツッコミは「足す」のでも「かぶせる」でも「図に乗る」でもなく、髪型同様に「盛る」のだと思った。