2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

twlスペシャルライブ(中野Studio twl)

大手事務所からインディーズ系まで、若手が数十組出演するショーケースライブ。チャラい外見なのにしっかりした流れがある漫才のモンキーチャック、アドリブが全く浮ついていないラブカップルが充実した出来。特に後者は女性が主導権を握る男女ドツキ型漫才…

第123回すっとこどっこい(ミニホール新宿Fu-)

10年前に会場が銀座小劇場だった頃、足繁く通った大川興業主催のライブ・すっとこどっこいに久しぶりに向かう。 かつての大川興業は北朝鮮だった。数多くの芸能プロダクション大国がひしめく中、一体どんな人材育成をしているのか、どういった階級社会になっ…

ネオネオ・ダイナマイトショー(しもきた空間リバティ)

『ゲンセキ』で青色ダイオードのように光っていたマチコを初めて生で観覧する。さくらんぼブービーにはバカ4コマ、今はなきモジモジハンターには不条理8コママンガのノリを感じたが、マチコは擬態する動物を描いたクレイアニメのような世界観。この日の餅…

カリカ単独ベストセレクション「白黒攻撃」(ルミネtheよしもと)

ルミネで行われた単独・カリカコント1〜4のネタを中心にしたベストライブ。家城のキレのある動きと林の変態性というカリカの日向&日陰をさんざん堪能したあと、最後はセンターマイクを挟んで“帰ってこい!”。前に見た時もすさまじさに感想の言葉が追いつ…

大和田BAKU

酔いが醒めていくのがはっきりと分かった。それほどテレビで流れていた野沢直子のトークがつまらなかったのである。 かって野沢直子はどういう出自だか分からないが、どさくさ紛れにデビューして気がつくとそこにいるタレントの典型だった。しかし彼女が他人…

チャンピオンカーニバル決勝戦(ルミネtheよしもと)

ニブンノゴ!が単独ライブのファンサービスとして披露するようなネタで優勝。秋口に若手を競わせるルミネのこの長期戦、会を追うごとにドラマも攻防も演者の思い入れも薄らいで、笑いも観客動員も減っているのは気のせいだろうか。増えて濃くなっているのは…

おもしろGP喜利王〜プレ旗揚戦〜(うめだ花月)

今秋からMBSラジオで番組化が決まった大喜利大会の練習試合。番組は吉本以外の参加もOKで、某筋の情報によれば芸人以外の参加も構想中らしい。笑点で四足歩行していた大喜利はダイナマイト関西で立ち上がり、いよいよメディアを巻き込んで走り出したの…

R-1ネタの祭典(ルミネtheよしもと)

ピン芸人が17名登場するショーケースライブ。テレビでは分からなかったが、パラパラを踊る長州小力は以前よりも腹の立体感・波打ち方が意志を持った生物に近づきつつあり、生で見ることの喜びを感じる。なんでも本人によれば「作った体」とのこと。なんて船…

EASTリーグチャンピオン大会(ルミネtheよしもと)

CHAMPION CARNIVALの準決勝は混戦に。その結果、いつも鼻差で栄冠を逃すカリカ、ここ一番で必ず躓くパンクブーブーらを制して、トータルタンボスが決勝へ駒を進めた。トータルテンボスは懐かしい腕が長い転校生コントや、内輪受けながら名作の「吉本王」を若…

『東京タワー』の二番煎じ作品『盗聴パワー』『糖尿シャワー』

今出ている『CIRCUS』10月号でリリー・フランキー氏にインタビューしてます。 リリーさんといえば、私がライターになるきっかけを作ってくれた師匠(格)の存在。4年ぶりの再会を果たしながらしょっぱいインタビューをした私に、リリーさんは叱咤&優しくし…

タックルすると見せかけてスライディング土下座

有明コロシアムでHERO`Sを観戦。また所英男のことが好きになる。 さてTVがからんだ格闘技の興行では、試合前に各選手のプロフィールを紹介するアオリVTRが流れるのが常だ。哲学書を読みふけるトリックスター・須藤元気とか、一大会でローブローが2回入…

アマゾンの1-Clickを押すと、遠い島で核ミサイルが1機発射

横田増生『アマゾン・ドット・コムの光と影』を読む。元業界記者がアマゾンの物流センターにアルバイトとして潜り込み、完全秘密主義のアマゾンの実態を探るルポルタージュ。 といっても最終的にはアマゾン・ジャパンの正確な年間売上も、送料無料の仕組みも…

ドリフ在籍時の荒井注はターンテーブルを担当

実家に帰るとケーブルテレビが開通していたのだった。あるチャンネルでは十数年前の『ドリフの大爆笑』がそのまま再放送されている。 ジョン&ポール以来の奇跡の邂逅である志村と加藤のコント、日本にサイケデリックの概念をもたらしたいかりやと仲本による…