2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧
「あらびき団」の出演をきっかけに、いよいよ場末サウナのジャグジーのようなバブルが弾けているキュートンは、テレビで寄ってきた新参者の客を意識してか、これまでシアターDやらシアターモリエールやらで撒き散らした下品を掻き集める総集編的内容に。さま…
レイザーラモンと小籔千豊によるユニット・ビッグポルノの東京公演はルミネtheよしもとに始まり、新宿FACE、新宿MARZと前立腺が逆肥大するように規模が縮小。しかし内容と客層は何も変わらず、あまりの落ち着いた会場の雰囲気にトークゲストのピース・綾部が…
去年、学生プロレスサミットを見終わった直後のマッスル坂井さんと飲んだことがあり、結構面白かったと教えてもらったので、その言葉を確かめにいく。第一試合にケンタッキー・フライドチキンでバイトをしていることがリングネームの由来であるヘンタッキー…
三遊亭白鳥「トキそば」「スーパー寿限無」の噺家にあるまじきギャグ生産能力に圧倒されていたら、その師匠・円丈の「ランゴランゴ」がまたすさまじかった。格安の営業にアフガニスタン人の弟子を出向かせようという内容で、グローバリズムによる雇用の国際…
切り札として「町山智浩のポッドキャスト映画話」と「独演会でウケた蔵出しトーク」を懐に収めた二人が、会場の高感度を十二分に意識しつつ、「吉本興業」「松本人志」「AV」を外交カードにお互い探りを入れていくトークライブ。 よく芸人はAVの話をする…
前作「顔よ」に衝撃を受け、たまたま主宰の三浦大輔氏を取材する機会にも恵まれたポツドール。乱交パーティーを素材にした今回も壮絶で、舞台上にあるのは間違いなくチン固とマン湖の間にある文学だった。面白いものを見たいと思ってる人は今すぐテレビを質…
夜10時からの1時間ライブは、カリカがコントをたっぷりやるかと思ったらゲストも参加。19歳とは思えない落ち着きぶりで右腕カスタマイズ漫談を淡々とこなした遠藤逸人や、スーパー平成ドデカバンドが舞台に立つ光景は、普段ロフトプラスワンで開催している「…
先日、数年ぶりに大学の後輩から電話がかかってきた。応答するなり、「17日の夕方って空いてます?」と訊かれる。 「なんで?」 「実はR-1ぐらんぷり決勝の観覧が当たったんですよ。人数揃えなくちゃいけなくて、工さんならお笑い見るし、その時間空いてる…
桂九雀の演目は「厄払い」と「高津の富」で、ゲストの笑福亭生喬が「三人上戸」。上方落語が聞ける貴重なライブなので足を運んでいたら、なんと4月からゲストの生喬も同センターで年2回ほど独演会を始めるらしい。なぜ亀戸が上方落語の東京の拠点に? あまり…
チケットを独占しがちな常連以外の初心者に向けて、定番のネタを見てもらおうという独演会。独演会に6、7回は行った私も席を譲るのが礼儀のような気がしたが、予告された四席を見たことがなかったので資格ありと勝手に解釈して参加する。これまでの人生、あ…
新創刊した「Agrizm」という農業雑誌で和民・渡邊社長の対談やダイヤモンド☆ユカイ氏の連載を、「Quick Japan」で放送作家座談会やライト東野、RGvsハブを称えるコラムを、「サイゾー」でポツドール・三浦大輔の記事をほんのり書くなど、その他名前の出ない…
今まで「これに参加したらお笑いへの愛着と性欲がまぜこぜになって、一線を越えてしまうのではないか?」の恐れから避けてきた女性芸人限定ライブ。しかし男女雇用機会均等法が施行されて10年、今やお笑いシーンにおける女性芸人の台頭は周知の事実であり、…
あまりに面白くて、思わず「笑わせていただきました」と平伏したくなった脅威の漫才ライブ。喫茶店でたまたま聞こえてきた隣席の野郎二人の与太話がどういうわけか面白くて、それがまさか70分も持続した感じは相変わらずで、面白かったくだりを書き出してみ…
「独演会」を銘打つ割には第1回公演からゲストにぜんじろうを堂々と招き入れ、第5回公演ではいよいよ村上ショージ師匠本人が会場に姿を現さなかったという、今もっとも日本でチャーミングな興行。そんな波乱を乗り越えた後だからトークゲストが参加するのは…
若手3組が30分のそれぞれの単独を行うグラインドハウス型ライブ。ブレーメンはこれまでスター関根が放つスターのオーラばかりに目が向かっていたが、ツッコミの岡部が要所で目立ちたい気持ち満載のえげつないアドリブをかまし、調子が出ると自然にダブルピー…
アホマイルド・坂本に「チューニングが狂うから絶対に触るな」と促された太鼓に他人が触れるや、相方の高橋が逆鱗するノリを30分500円で鑑賞するアグレッシブなライブ。30分のライブはあっという間に終了して、いわば一呼吸ぐらいにしか感じないものだが、途…
新宿の片隅にある酒場で古いつきあいの男と女がよもやま話に花を咲かせ、ビールを傾けながら思い出のあの歌を口ずさんでみる・・・そんなパリジェンヌ泣かせの小粋なライブに行ってみると、開演10分にして招かれたゲストのBコース・ハブはいつもの肌色ブリ…