学生プロレスサミット2009(新宿FACE)

去年、学生プロレスサミットを見終わった直後のマッスル坂井さんと飲んだことがあり、結構面白かったと教えてもらったので、その言葉を確かめにいく。第一試合にケンタッキー・フライドチキンでバイトをしていることがリングネームの由来であるヘンタッキー・フェラチオチンチンがいきなり登場して、「あ、面白いな」と思う。
平成生まれが数多く混じっているのにかかわらず6割方がどう見ても鍛えてない肉体で、ふんわりした思いやりあふれる技が繰り出される中、特にしびれたのは第2試合の「マグナムDOUTEI、KINTA。、ED JUMP組vsオナルド・ファック、テント・ハリゾー、アナルホーリアー組」のタッグマッチ。リングネームの時点ですでに100点のED JUMPがコーナーから放ったダイビングエルボーは、リング上の標的を直撃するでもなく、かといって完全にはずすでもなく、約20%カスるという斬新な光景に観客は大爆笑。あの微妙な距離はプロレスでも芸人プロレスでも出せない学生プロレスならではの距離だった。私も腸の蠕動が逆回転するほど笑った。
その他にもメインを飾った吸いカップ・健遅漏が素人とは思えないレスラーの色気を発散させていたり、第4試合の童貞vs非童貞のアングルに近くのギャル集団が一喜一憂してるのを見て、「おい、リング上のポイズン石田cherryとモー!マイティ。君たち童貞のレスリングがSASEKOの心に突き刺さってるぞ!」と声をかけたくなったり、結果、『ガチ★ボーイ』より5億倍は面白い充実の興行だった。
ただ童貞をギミックに人気を獲得し裏でしっぽりやってたら、俺は絶対に、絶対に許さねえ。

今回、上記の文章に名前が上がらなかったその他のレスラーの方々
鬼畜コレクションA・F
アクメ将軍
大塚愛
金的桜ヶ丘
ヤリツィン大統領
スペルマ・デルツィン