2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

D関無双(よしもとプリンスシアター)

未知なる強豪を発掘しようという「ダイナマイト関西」の外伝的イベント。拙者ムニエル・伊藤修子の辛酸なめ子系負の空気から放たれる面妖な回答、バイきんぐ・小峠のハリウッドザコシショウファミリーとは思えない非・勢い重視の大喜利巧者ぶり、シューレス…

RGvsハブ〜ジャッジ熊谷〜上海頂上決戦上映会(ロフトプラスワン)

胸に銀メダルが輝いていた。しかし、彼女の表情は曇っていた。 バンクーバー冬季五輪のフィギュアスケート女子フリー。トリプルアクセルを2回決めながらも優勝を逃した浅田真央の胸には何が去来していたのだろうか。それはある女性の人影だったに違いない。…

久馬歩編集「月刊コント別冊号」(よしもとプリンスシアター)

いろんなコント師を集めては各自のネタをひとつの物語に収斂させていく、お〜い!久馬の才覚丸出しの非常によくできた興行。パッケージとはこういうものなんだなと思った。フラットなコントをデフォルトにしてパッケージするとはこういうものなんだなと思っ…

バッファロー吾郎ドクエンカイ(ルミネtheよしもと)

バッファロー吾郎のネタが3本も見れる贅沢なライブは、客足が伸びなかったため一旦の休止を発表。最後は外伝的なライブとしてドクエンカイのヘビーウォッチャーだったしあつ野郎とアホマイルド・高橋が招かれ、バッファロー吾郎・木村と奇しくも柔道部出身者…

ロシアンモンキー単独「アメリカンモンキー」(シアターブラッツ)

若手なのにそれはもうたっぷりとした漫才をするロシアンモンキーの単独へ。前に劇場で見かけた4分の漫才を無理矢理7分に伸ばした漫才が面白かったのだが、今回の単独も本番前にネタを通したら40分しかなくて、設定だけ決めたコントを急遽投入して1時間半に増…

1週間にけつッ!! ケンドーコバヤシマブダチSP(よしもとプリンスシアター)

ケンドーコバヤシがマブダチと称する”西の本妻”バッファロー吾郎・木村と”東の愛人”バナナマン・日村を迎えて送るトークライブ。最初どちらがケンコバと仲がいいかをめぐって微妙な距離を置いていた木村と日村は、「自分の相方がケンコバと仲良くしているの…

川越ナンバーのリムジンに乗るサイタマノギャングスターラッパー

下高井戸シネマで『サイタマノラッパー』を見た。 この映画の舞台になっている埼玉県深谷市には、サラリーマンの頃に何度も仕事で足を運んだ。埼玉県を軽く見下しがちな神奈川県出身の私からすると、あんな駅前にキンカ堂しかない町でラップやってるなんてち…

旧約聖書、新約聖書、超訳聖書(アカデミー出版・刊)

今出ている『Quick Japan』のウッチャンナンチャン特集であれやこれやいろいろと、『サイゾー』の「儲ける企業には裏がある」特集で農業の企業参入について、ケータイよしもとでマンスリーよしもとの10000字インタビューにかぶらないよう、パンクブーブー700…

勝間和代先生に書いていただきたい『私小説で年収10倍UP術』

西村賢太の新しい私小説集『瘡瘢旅行』が出ているのに今頃気づいてあわてて読んだ。一番最初に出した『どうで死ぬ身の一踊り』から5冊目を数えるが、どの話も人間の屑の主人公が女に食わせてもらって、暴力ふるって、反省したり反省したフリしてソープ行った…

魁!サイコ塾(ヨシモト∞ホール)

関係者から「やばいライブがある」と内通をいただき、夜の渋谷へ。「若手が下ネタに頼らずにやりたいことをやる」がコンセプトらしいこのライブ、いきなり無眼&全身無毛&でも学帽は着用という芋虫に手足の生えたような容姿をしたBコース・ハブ似の塾長が…

太田プロライブ「月笑2010」(明治安田生命ホール)

いつ来てもファミリー感に満ちている太田プロライブへ。相変わらず面白いトップリードのコントと、新宿カウボーイ・かねきよの図体がデカくてハゲていて何の勝算もなく前に出る姿勢が否応なしに心に残る。しかし今日もっとも輝いていたのは、一発芸コーナー…

D-ポップの中にひとつだけ眼球が混じっている

ミスタードーナツで本を読んでいたところ、隣席の男子高校生2人が小選挙区制の弊害について議論していた。 「なんて意識の高いヤツらだ・・・!」と脅威を感じて耳をそばだてると、予想を大きく裏切り、話題はなぜかお笑いへ。 「最近のお笑いってダメじゃな…

キュートンvsハリウッドザコシショウ軍団(ロフトプラスワン)

キュートンとハリウッドザコシショウというお笑い界の彼岸で生きる海賊が、お互いの帆をぶつけあう地下イベント。しかし長年の苦汁をなめていたと言っても、吉本という大艦隊の中で生きてきたキュートンが出るところは出る、引くところは引く、出すチムポは…