ロシアンモンキー単独「アメリカンモンキー」(シアターブラッツ)

若手なのにそれはもうたっぷりとした漫才をするロシアンモンキーの単独へ。前に劇場で見かけた4分の漫才を無理矢理7分に伸ばした漫才が面白かったのだが、今回の単独も本番前にネタを通したら40分しかなくて、設定だけ決めたコントを急遽投入して1時間半に増量させたらしい。もう発想そのものが若手ではないのだ。そしてしっかり作ったネタの部分ではなく、おそらく引き伸ばしたであろう50分の部分に私は笑った。出番が長いほど面白くなるポスト・中川家としてしばらくその活動を追っていこう。と思ったけれど、あのスーツの着こなしや立ち方、中須のたっぷりした腹回り、大木こだまひびき風の漫才をしたら「似てる」云々の問題じゃなくてそういう漫才師が舞台にいるのかと思えた所作もろもろ、東京NSC6期生というのは誤情報で本当は大阪NSC6期生のような気がしてくる。同期がTEAM-0。