2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ガリットチュウ単独ライブ「熊谷岳大殺人事件」(シアターサンモール)

ほぼ満員に近い盛況ぶりだったサンモール。ゲストに平畠を招いたオープニングの茶番、後輩芸人総出演の大家族コント、幕間に流れた「キスイヤ」のパロディ映像など、どれも中身のないバカコントがめくるめく展開する。キャラクターに比重を置いたらしからぬ…

カリカトークライブ(ラフォーレミュージアム)

「俺、そんなにカリカが好きだっけ?」という思いを抱えたまま、会場へ。 チケット発売当初は「単独公演を前にお互いのコント観を語り合うライブ」という名目があった気がするが、正確には「単独公演を前に家城がデビュー1年で傑作コントを作りまくった自分…

ダイナマイト関西(ルミネtheよしもと)

ファンダンゴ先行予約でチケットを取れずに騒いでいたダイナマイト関西。気がつけば私は会場の片隅に身を潜めて激戦を堪能していた。どうやって入場したか、ここでは明かすまい。しかし汚い手を尽くしたため、数名の関係者が海に浮いたし、故郷の村はダムの…

花輪が球場を囲むオープン戦

仕事が片付いたので神宮球場でオープン戦・ヤクルト‐巨人を観戦する。昼間からビールを傾け、天気もおおむね良好。芝生が光る天国だ。 試合は3点差をつけられていた巨人が9回表に猛反撃して4点を叩きだすと、その裏のマウンドには河原純一が登場した。私はア…

第12回東西落語研鑽会(よみうりホール)

笑福亭鶴瓶の古典落語を見に行くと、披露したのは”私落語”と称する「青木先生」だった。これがもう絶品。 フリートークが随筆で、新作落語が中間小説なら、鶴瓶の高校時代を落語に昇華したこのネタは青春小説を超えて童貞文学の域に突入している。まるで村上…

弾き語りライブ『十二月』・大正琴弾き語りライブ『正月』

大変いいライブだった斉藤和義の『十二月』。奥田民生の弾き語りが水墨画の味わいなら、斉藤和義の奏でるギターは4色鉛筆のカラフルさと改めて思うのだった。 そのライブDVDが発売したので迷わず購入すると、たいへん猪口才な映像にストレスが溜まりまくる…

裁判所に出頭した堤義明が「これで裁け」と家憲を提出

YAHOOのトップページ、ニューストピックスを見ていたら「西武、5プリンスホテルを売却へ」の見出しが。 文字数の都合で「5つのプリンスホテル」を省略しているとはいえ、これでは「プリンスホテル」が単位にしか映らない。と思ったら実際に単位が存在するよ…

萩本欽一スペシャル・もう一つのダンス甲子園

『やりにげコージー』が今月で終了と知り、ショックのあまり喀血してしまった私であるが、これまたよく見る番組『トップランナー』ではMC・武田真治が交替らしい。 とにかくミュージシャンのゲストがライブを始めれば”セッション”と称してサックスで乱入を決…

Yoshiの由来は”義治”などではなく”留吉”の”吉”が由来

本日の『ガイアの夜明け』で取り上げられたのは出版業界。そこには芥川・直木賞当日にトークショーを開催する、『Deep Love』の作者・Yoshiの姿が。ボリュームある茶髪&砂鉄ヒゲという持田香織以外のELTメンバーみたいなオーラーを発しながら、彼は語る…

ソフトコンタクト使用&軟式テニス部出身のハードゲイ

レイザーラモン・住谷が小さくプレイクしていると聞いて、ようやく『バク天』を見る。グッドジョブ。そしてハードジョブ。これまで深夜帯で目撃したハードゲイキャラはただのバカというステージに留まっていたが、ゴールデンに移植するだけで真のバカとして…

大下英治戦隊・データマン

手塚治虫『火の鳥』における画風の違いが気になっていたところ、「夏目房之介の本に詳しい」と助言をもらう。 ということで借りてきました、大下英治『手塚治虫 ロマン大宇宙』を。もう一行目からすごい。 ”手塚治虫は、昭和三年十一月三日、大阪府豊中市に…

火の鳥・筑豊編

普通に質問を。手塚治虫先生『火の鳥』の太陽編の後半と異形編、絵のタッチが違うように見えるのは気のせい? 重松清がゴーストライターでもしてたの? 誰か知ってたら教えてください。

鶴ちゃん戦隊・プッツン5

昨日『はなまるカフェ』のゲストは片岡鶴太郎。図らずも見逃したみなさんにトークの内容をまとめてみました! ・大きくなった子供が3人。長男が役者を目指して修行中。 ・50歳になってメールを始めました。メールでしかできないコミュニケーションってあるん…

NEXT PIN GENERATION(プーク人形劇場)

まだルミネの水面に顔を出さない吉本の深海魚ピン芸人22名が勢揃いするライブへ。ネタを期待していると、冒頭にコーナー企画中心と聞いて一抹どころか二百抹ぐらいの不安がよぎる。えてして若手主導のゲームコーナーは空気を読めず、固定客の笑いだけを頼り…

タカアンドトシ単独ライブ「ゴリラのじゅうたん」(ルミネtheよしもと)

とにもかくにも最初に披露した長い尺の漫才が秀逸すぎ。いきなり「欧米か!」という1フレーズのツッコミをしつこくしつこく連呼したあと、修学旅行ネタの途中ではずるずるの女子プロレスコントも展開する余裕ぶり。タクシーに乗った瞬間いきなり200キロで猛…

適当なタイトルでギターを弾いてみました(ライトハンドで)

奥田民生『ひとり股旅スペシャル@広島市民球場』のDVDを購入する。日刊スポーツを模したジャケットには”民生・完封!”とあるが、対戦チームである広島の代打・内田の勝負強さ、阿南監督の地味さ、津田の奥さんの美しさもなかなかのものだ。 広島生まれ&…

椿鬼奴「鬼奴に乾杯!」&増谷キートン「あやまち−春〜ひとりよがり〜」(プーク人形劇場)

”合同単独ライブ”と銘打たれた、半ライス大盛りを頼むような中途半端にお得感溢れるイベント。 収容人数が100人弱なのにせり上がりのある舞台に感激したのか、椿は1時間に満たないステージの中で舞台下から3回も忽然と登場した。がっつり披露した浜崎あゆみ…

焼酎(丙種)が置いてある店

先日、女性が一人でもくつろげる隠れ家的ダイニングバーとして紹介した、代々木上原の焼き鳥屋「I」。日曜夜に赴いたところ、Mr・Iに負けない素敵なダンディを発見した。 カウンターで焼酎ロックを傾けるお父さんは、いい具合に酒焼けした顔を持つ約60歳。…

ミリオン香港ダラー・ベイビー

TBSラジオの『ストリーム』、火曜日レギュラーの町山智浩がアカデミー賞司会のクリス・ロックについて熱く語る放送をweb配信で聞く。 町山「それまでの司会はボブ・ホープやビリー・クリスタルといった、いわゆる古い芸人さんですよね。でも彼は全然違う…