ソフトコンタクト使用&軟式テニス部出身のハードゲイ

レイザーラモン・住谷が小さくプレイクしていると聞いて、ようやく『バク天』を見る。グッドジョブ。そしてハードジョブ。これまで深夜帯で目撃したハードゲイキャラはただのバカというステージに留まっていたが、ゴールデンに移植するだけで真のバカとして輝きを増していた。
このキャラを一番評価したのは同番組に出演していた関根勤とのこと。日大・自動車部出身の関根が、同志社大プロレス研究会上がりの住谷に反応したのは、名のある四年制大学に入学、厳しいサークルに所属して卒業した結果がこれ、という”筋金が入った無意味さ”に共鳴したに違いない。住谷の腰のグラインドは平成のカマキリ拳法なのだ。
しかしMBSゴーゴーモンキーズ』に招かれた住谷は落ち着き払って「あのキャラは先見えてますよ正直。枯渇していくだけですから」と本音を吐露していた。関根がラビットの冠を捨てたように、いずれ住谷もハードゲイの羽衣を脱ぐ時が訪れるのか。しかし脱げば脱ぐほどゲイ係数は上昇する矛盾が待ち構えているので、昔プロレス技をかけまくっていた頃のスーツ姿に戻ってほしいものだと思う。言い直していいですか。ほしいものだと思フゥー。