2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

気まぐれで職業欄に「天皇」と書いてみる

ザ・ハイロウズに「映画」という曲がある。自分が住む街の小さな映画館に楽しみにしていた映画がやってくる、というそれだけの内容が聴く者の胸を打つ甲本ヒロトらしい佳曲だ。そして僕の街にも映画がやってきた。その映画は『天皇伝説』。映画と一緒に監督…

モンスターエンジン東京単独ライブ「エンジン全開」(ラフォーレ原宿)

baseで活躍するモンスターエンジンの東京単独へ。東京にいると二人のトークはおろか漫才を見る機会がなく、意外におしゃべりな西森の実体が”落ち着きのないエンジニア少年”であることを発見。あんまり芸人にないキャラが新鮮だ。 ちょっと驚いたのは足を運ん…

カリカ家城・平成ノブシコブシ吉村二人会(ラフォーレ原宿)

仲良しの二人によるネタの応酬を勝手に想像していたら、2年前に喧嘩から絶縁状態に陥った二人が剣呑な空気の中、舞台上で膝を交えて探りあい、最後の最後にお互いが「和解」を発表するツンデレイベント。居酒屋で勝手にやってろという内容ながら、さすがに技…

ニッポンの経堂

今発売してる『Quick Japan』で、爆笑問題、劇団ひとり、片桐仁、ジャルジャル(敬称略)にインタビューしてます。巻末のコラムでは「ダイナマイト関西」決勝大会について、地球上で20人ぐらいが認めてくれるスケールの文章を書いているので。あとローソンに…

MAE AGE LIVE(∞ホール)

ヒッキー北風は恒例のパンツめくりにマルチ勧誘を融合させた実に硬派なネタ。客席の女子には何ひとつ届いていなかったが、翌日、国会でマルチ商法擁護の発言を続けていた民主党の前田衆議院議員が離党を表明し、野田聖子も業界との関係を追及されていた。な…

世界キワモノ演芸2008 秋の祭典!(ラフォーレ原宿)

8日間16公演行われるよしもと秋の文化祭の中で、人気先輩による視聴覚室のバンド演奏がチュートリアルトークライブなら、その真逆にある書道部展示教室イベント。客も歴然と2割の入りで、ローソンチケットの先行予約でチケットを購入した自分を懺悔したくな…

東京よしもと漫才大会vol.1(ラフォーレ原宿)

腕利きの漫才師が集合したライブ。NON STYLEがアドリブの部分になってもスピードは落ちないわリズムが狂わないわ、相当に血の通った漫才をしていて心をつかまれる。一方、トリとして登場した中川家は自由気ままに掛け合い、結局ネタらしいネタもしないのに客…

ラフォーレ原宿祭り 笑い飯×千鳥×ダイアン(ラフォーレ原宿)

漫才、トーク、企画コーナー、全てにおいて標準以上は笑わせてくれる手堅い内容。ダイアンはともかく、笑い飯と千鳥に「手堅い」の印象を感じる日が来るとは思わなかった。 この日特に面白かったのは、大喜利企画で忽然と現れた単語「クリストファー・クロス…

世界のナベアツ 日本公演(ルミネtheよしもと)

夜10時開始の大人向け1時間ライブは、最後、渡辺鐘がネグリジェ姿で登場。するとひっくり返した自転車の後輪を回転させ、その上にスリッパを落として標的のペットボトルを狙う、確実に統合が失調したネタを披露していた。くわえて「”3のつく数字”の後はこの…

自分のバットに酒しぶきでローションを噴きつけるAV(あぶ)さん

昨日のNHK『クローズアップ現代』は、王監督の魅力に迫る特集だった。鹿取、工藤、城島などの門下生が思い出を語る中、元野球選手より血色いい肌艶で現れたのが、現役メジャー漫画リーガーの水島新司先生! しかし王監督辞任のダメージが大きいのか、いつ…

マッスル坂井自主興行(新木場1st RING)

天才・マッスル坂井が『マッスル』では表現できない世界を創ると聞いて、新木場へ。終始、消化不良な試合が続いたが、そんなことはどうでもいい。バッファロー吾郎が出たのである。終盤「格闘技は発想力の勝負だ」というきっかけから、中間の展開を完全にす…

ムシキングオブテリー2008匹

昨日発売の『weeklyぴあ』で「キングオブコント」の紹介記事書いてました。制作者に話聞いているので、作り手の思惑と詳しいルールを知りたい人はひとつどうぞ。ここだけの話、「キングオブバイク2008」(バイク王)は出来レースで、優勝は藤井フミヤ先生に…

漫才米騒動(シアターD)

ナイツ、オードリーの人気上昇の伴って早々とチケットが完売し、キャンセル待ちが40名にものぼったという漫才米騒動。その2組が面白いのはともかく、あの反則技だけで舞台をやり過ごそうとするヴィンテージまでちょっとした安定感が出てきた。みんなどれだけ…