漫才米騒動(シアターD)

ナイツ、オードリーの人気上昇の伴って早々とチケットが完売し、キャンセル待ちが40名にものぼったという漫才米騒動。その2組が面白いのはともかく、あの反則技だけで舞台をやり過ごそうとするヴィンテージまでちょっとした安定感が出てきた。みんなどれだけライブの発起芸人・エルシャラカーニの生気を吸って成長するのだろう。
今回マシンガンズの代わりに参加した三拍子は、「米騒動」というライブ名にちなんだのか、ボケとツッコミを入れ替えてひたすら米のキーワードでボケ倒す斬新な漫才を披露。現在、お笑い界の米前線は、笑い飯、米粒写経、ライス、おにぎり、桂米朝、アメリカ(米)ザリガニ、米倉涼子、宮本亜門(イニシャルがMA米)など、強豪がひしめいているが、芸名ではなく新たにネタで参戦を果たした格好だ。ちなみに三拍子の漫才は相当完成度が高いのに、これだけ騒がれている事故米については一切スルーしていた。改めて農水省の管理体制を問いたい。