2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧
perfumeが何に似ているのかずっと考えていて、ようやくそれが「さよなら人類」を歌っている頃のたまであることに気づいた。別に音楽性云々ではない。世間の圧倒的好意と全肯定ぶり。語ること=勝ち馬に乗るような空気。3年後の無関心。5年後の忘却。もちろん…
1時間のほどよいイベントは、MCのダイノジを筆頭に勢いのある若手が集まって、当たりの日の「5じ6じ」のような印象。囲碁将棋の『それが大事』を題材にした漫才では、他の若手では笑っていなかった数人の男性客が笑って背中を揺らす姿が見えて、これまた…
中川家のトークライブへ。ゲストのキャン×キャンはトーク能力の高さもさることながら、出てくる話が「沖縄の都市伝説」「ホームチーム・与座の家を襲った米兵」「ゴキブリの飛び方」「薄毛」「金」など、いちいち黒い内容で好感が持てた。
長い時間かけて執筆・構成した『池田清彦の「生物学」ハテナ講座』(三五館)が発売しました。出版社のwebにも帯にも触れられていないけど、全編、先生と生徒の掛け合いで講義が進行する座談型の生物学入門書です。生物多様性、遺伝子、性、免疫、病気、人類…
昨年同様、年末に行われた漫才ライブは、約半分が急遽こさえた時事ネタという、特にM-1用チューンナップ用でもない不思議な単独。最後「年末になると必ずやるネタ」「立川談志の「芝浜」みたいなもんです」と説明して始めた「肉まん」は、10年以上見てるけど…
50分ほどの長さのため「コントと演劇の中間」と銘打たれた公演は、社会人駅伝が題材のロングコント。面白かった。作演のふじき君は古い知り合いで心底頑張ってほしいので、成功するまで私は賞賛しかしない。確実に才能あるんだから「演劇とコントの中間」な…
ジョギングコースの川沿いに立つ区民ホールで、「D-1」なるだじゃれ大会が催されるというので当然行ってみた。閑古鳥が絶叫していることを予想していた会場には、観客300人弱と取材目的のテレビ局5局が押し寄せ、まさかの大盛況。ここで何が行われるかとい…
第1回したまちコメディ映画祭の中で行われたイベントは、各種バカ映画のくだらない映像が流れるのかと思いきや、みうらじゅんがひたすら映画のパンフレットを大放出するスライドショー的内容に。バカ映画のパンフレットを集めたというより、バカなパンフレッ…
村越周司とハリウッドザコシショウが、お互いの単独を合体させたグラインドハウスライブを開催するという噂を聞いたのは半年以上も前だったと思う。その日を心待ちにして、私は早々と前売り券(最前列)を購入。さらに諸事情でライブへの道が閉ざされないよ…
前回から3ヶ月ぶりという短いスパンで行われたダイアンの東京単独。充実の内容だった前回よりも公演時間が短く、ネタも同じものを再利用するなど、まるでアルバムの後に出した収録曲入りマキシシングルのよう。そんなの売れるのか。 幕間映像では、ダイアン…
演目は「子ほめ」「佐々木裁き」「皿屋敷」。ゲストの柳家小権太は地元・亀戸出身にかかわらず、上方落語の会のため、まさかのアウェイ感にまみれていた。その経歴に親近感を抱いたので調べてみると、私とほぼ同年代で「好きな音楽はフリッパーズギターやサ…
オアシズ・大久保、THE GEESE・尾関、どきどきキャンプ・佐藤など、珍しい顔ぶれで何か起きそうな期待が高まる即興コントライブ。縛りは観客から設定、フレーズ、オチを募ってコントに織り交ぜることで、結果、ハードルを高く上げすぎたため、ライブ中に演者…
仕事の隙間に渋谷にいたので、劇場へ。エンディングで超若手にまぎれて肩を寄せて並ぶ、大西ライオンととっしーという若手内ベテランのくたびれた2ショットが実にそそる。とっしーはネタこそ印象に残っていないけれど、トークの切り返しがいちいち抜群。キャ…