世界のナベアツ 日本公演(ルミネtheよしもと)

夜10時開始の大人向け1時間ライブは、最後、渡辺鐘ネグリジェ姿で登場。するとひっくり返した自転車の後輪を回転させ、その上にスリッパを落として標的のペットボトルを狙う、確実に統合が失調したネタを披露していた。くわえて「”3のつく数字”の後はこのネタを押す予定です」と笑顔で豪語。冗談かと思っていたらその後テレビでちょくちょく見かけたので、「ああ、この人は本当に頭がおかしいんだな」と嬉しくなった。
と、感想が普通すぎて書くに値しない内容だったので何もライブについて綴ることはなかったが、年を越して2月。世界のナベアツが「僕が今までで一番泣けた歌は中村和義の「永遠なるもの」です」と語ったwebの記事を見かける。これは非常に合点のいく話で「永遠なるもの」のループ感は”3のつく数字”ネタの無限性によく似ているではないか。となるとあのスリッパを飛ばすネタは、中村一義における「ゲルニカ」だと思った。やはりというか、100sは3では割れない。