鶴ちゃん戦隊・プッツン5

昨日『はなまるカフェ』のゲストは片岡鶴太郎。図らずも見逃したみなさんにトークの内容をまとめてみました!
・大きくなった子供が3人。長男が役者を目指して修行中。
・50歳になってメールを始めました。メールでしかできないコミュニケーションってあるんですね。
・昭和29年会を結成。同い年が集まるとなんか落ち着きます。
トークを中断して、スタジオで鶴太郎による生・水墨画講座。モチーフはもちろん鰯だ)
・最近、ボクシングを再開。汗をかくと絵が明るくなるので。
はい? いつ面白い話になるのかって? いやいや、これでおしまい。以上20分、スタジオに笑いはほぼ皆無! ゼロとは言わないまでも、確実に0から0・2の範疇! たとえゲストが血まみれや自閉症や死刑囚だってもう少し盛り上がるはずなのに……。でもいいんだよ、鶴太郎は画伯だから! アートは笑いより高尚だから! フミアートは滑り知らずだから!
しかし最後に薬丸が「今日のゲストは鶴太郎さんでしたー」と締めた瞬間、鶴太郎はいきなり目を剥いて「マッチで〜す!」を絶叫したのであった。本来なら「おいおい、それは”僕はまだお笑いの側にいます”という意志表示のつもりか?」と嫌悪感を抱きたくなるところだが、私の心が何一つそよぐことはなかった。
というのもテレビに出たら鶴太郎は「マッチで〜す!」をひとくさりこなす。しかしもうそこには笑わせようとか自分の立ち位置を訴えようという意味が何一つ残っていないのである。雲固(うんこ)したらケツを拭くのと同じルーティーンワーク。出たらする。それだけのことだ。
私以外の視聴者も「マッチで〜す」を好感であれ嫌悪であれ、何がしかの感情をもって受け止めてはいないだろう。それは誰も聞いていない犬笛が鳴っている状況に似ている。アツアツのおでんに入ってた竹輪を吹けばそんな音が出るのか。