カリカトークライブ(ラフォーレミュージアム)

「俺、そんなにカリカが好きだっけ?」という思いを抱えたまま、会場へ。
チケット発売当初は「単独公演を前にお互いのコント観を語り合うライブ」という名目があった気がするが、正確には「単独公演を前に家城がデビュー1年で傑作コントを作りまくった自分の奇才ぶりを自画自賛するライブ」。もっと正確にいうと「単独公演を前に家城がデビュー1年で傑作コントを作りまくった自分の奇才ぶりを自画自賛して、3年目に林が失踪したことをなじるライブ」であり、厳密に記すなら「単独公演を前に家城がデビュー1年で傑作コントを作りまくった自分の奇才ぶりを自画自賛して、3年目に林が失踪したことをなじり、最後は林支持のファンより家城支持のファンが多いことを確認して喜ぶライブ」というか要は「昼間の劇場を利用した、劇団の打ち上げ代稼ぎライブ」である。
客には資料として97〜01年のコントタイトル一覧が配布。常日頃から”カリカ家城と坂本慎太郎は顔だけでなく声も世界観も酷似”説を唱えている私からすれば、タイトルまでもがゆらゆら帝国の曲として使えそうに見えてくる。『原住民』『悪寒』『おまえってかわいいなぁ』『飛んじゃうよ!』とか。あと『春対マングース』『林ライス始めました』『中井貴一』あたりも。中井貴一
これでますますライブが楽しみになってきた。もちろん4月のカリカ単独ではなくて来週のゆらゆら帝国フリーライブの方が。