どきどきキャンプ第7回単独公演「私の愛馬は凶暴です」(恵比寿エコー劇場)

分かりやすいコントなのにボケ−ツッコミがはっきり二極化してるわけでもなくて、去年の単独を見た時、時代より1/4歩先を進んでる印象を受けたどきどきキャンプの単独へ。今年も普通に面白くて、でも全体的に作りがだらしなくて、ずっと靴の踵を踏みっぱなしで時代より1/4先を進んでた。
なお会場は約6割弱のファンが爆笑し、残りの客はしれっと舞台を眺めている若手の単独にしては非常に珍しい空気。あまり歓迎されなかった苛立ちからか、エンディングでは岸が「俺たちのライブはハマカーンやオードリーと違って、男とババアばかりなんだよな!」と指摘する清々しい一幕も。しかしそれより気になったのは、客席の会話に耳をそばだてていると、「オードリーの単独チケット取れなかったから、こっちのライブに来たんだよねー(同じ事務所のオードリーは前日に同会場で単独を開催)」の声がちらほら聞こえたこと。私も違うかといえば強く否定できない。オードリーのライブの記念受験化に伴い、滑り止め化が進む私立どきどきキャンプ学園。校歌はぜひともミスチルの桜井に歌ってほしいものだ。