Bank Bnadが愛人バンクとの統合合併を発表

ミュージックマシーンによれば「桜井和寿ap bank/Bank Bandで活動するときに櫻井和寿になる」らしい。何だろう、この胸を覆う仲良くなれそうにない予感は。
ミュージシャンや芸能人が別名義で活動すること事態は大して珍しくない。だから桜井が『元祖!でぶや』出演時のみデブキャラになって「桜丼(どん)和寿」を演じるとか、薬害エイズ問題の曲を歌う時だけ「櫻井よしこ和寿」を名乗るとか、発想が何光年か先に進んでブリーフかぶって「パンツマン」に変身するのだったら、ごく普通に流せるのである。
しかしこの場合、人格は同じ地平にあって統合されているけれど、社会貢献や社会性の密着を謳う活動の時だけ「櫻井」。その意気込み&立ち位置が全て「櫻」の一字に凝縮されているわけだ。またこの「櫻」という字が重たい。本名は「櫻井」だとか、旧字体に含まれた意味とか、具体的な理由があるに違いないが、それに対して我々は耳を塞がねば。音楽は聞こえることだけが全てじゃないのか。どうせなら小林武史も追随して、故・林武史を名乗ればいいのに。
そしてこの論に誤りがあるとするなら、桜井がパンツマンに変身した時、それを流す度量は誰にもないということである。