週刊・張本勲(第3回)

17話 上京しようとするハリさんのところへ見覚えのある人の群れが。その正体は以前、梅田の繁華街でもめ、けんかになった某大学の空手部の連中だった(当然、そんな話はこれまで一切なし!)。そこで親友の山本くんが「相手はワシがしたる」と歩み寄り、「大学生たちときちんと和解し、おかげで旅立つことができました」と結ぶ。断言していい。絶対ウソだ!
18話 初めて参加した春季キャンプで師と仰ぐ松木コーチと邂逅し、やけどで力が弱まった右手を鍛える方針を打ち立てる。連日、トスバッティング500本を繰り返したハリさんは打撃のコツをつかんでいく・・・。全然関係ないけど、ハリさん連載の上では同じく広島出身の吉川晃司兄がアルバムの告知記事で登場して。「生き様ざまは変わりようがない」と激白してます。
19話 東映フライヤーズの合宿所「無私寮」に入寮し、門限無視の生活を送る。「2、3年後にチームは「駒沢の暴れん坊」と呼ばれるようになる」「このころから野趣に富んだチームカラーはできあがった」。一体誰が寮の名前に「無私」なんて名前をつけたのだろう?
20話 開幕戦に6番・左翼で抜擢される。初打席の相手は阪急のガソリンタンク・米田哲也! あえなく三球三振に終わるが、「じつは打席に向かうとき、前の打者にねらい球を聞いたのです。答えは「カーブをねらえ」。変化球なんか1球もこなかった・・・」と、さりげなく他人の責任をほのめかす。
21話 慕っていた姉・貞子の結婚に男泣き。そのすぐ後、ハワイでキャンプを張り、「世の中に楽園はあるんだ」と南島を満喫。