漫才米騒動(シアターD)

約2ヶ月おきに開催されるたびに、主催者であるエルシャラカーニと、テレビ露出が増え始めたオードリー、ナイツ、マシンガンズとの格差が急速に拡大。売れて旬に突入していく若手はいかに体に脂がのっていくのか、そして「このライブは負け犬集めるのがコンセプトだったはずなのに、おまえら売れんなや……」と見咎めるエルシャラカーニ・清和の子犬のような瞳の潤み方、この二つが「米騒動」の大きな見所である。それにしてもオードリー・春日はドケチキャラにくわえて、K-1に参戦してた過去、未だにショーパブに出演しているなど、ささくれた情報が次々現れて興味が尽きない。
なおこの米騒動メンバーと、米粒写経やU字工事らによる漫才バカ一代メンバーとの団体対抗戦が12月に開催されるとのこと。この日本で行われる団体対抗戦なんて、新日本vsUWFインター以来ではないのか? きっと会場も永島取締役が東京ドームを押さえているはずだ(チケットは実券のみ)。ただ本気で抗争を繰り広げると、死者や引退する漫才師が出ることは避けられないから、棒倒しあたりで決着をつけた方が安全でいいと思う。