チョップリン単独ライブ in Tokyo(シアターVアカサカ)

大阪でネタを量産しているチョップリンの東京では久々になる単独ライブ。それまでは東京にも居を構えるべくこつこつと家を建てていたのに、建設は突如中断。そして2年半ぶりに行う単独がベストライブなので、地鎮祭に参加してる気分になった。長い目で見れば東京でも果敢にライブした方がもろもろの資材費を回収できるのではないか。
さてこの日、私はなぜか打ち上げの片隅に身を寄せ、業界の上澄みをいただく事態に。そこで耳にした西野のトーク力の高さには衝撃を受けた。何らかの競争を勝ち抜いて来た芸人の話が面白いことに今さら驚かないが、しかしあのうまさは。内容の際どさ、選ぶ言葉のスリム具合、構成、声量、全てが絶妙で、本人のイメージと喋りがつながらないものだからなおさら驚いた。現在お笑い業界ではあっちの西野が一人喋りの技術向上に熱をあげているが、世間はこっちの西野の話にも耳を傾けるべきではないのか。もちろんあっちの西野とはMANZAI-Cの西野のことです。という内容を私は喋りではなく、MANZAI-C風にフリップで伝えていく所存です。