第一回「東西若手落語家コンペティション」(内幸町ホール)

1年間にわたって二つ目クラスのNo.1を決めようという「M-1甲子園」なみに爽やかな大会。おそらく制限時間を破って「大工調べ」で畳みかけた立川志ら乃の立川流らしい攻撃精神と、ショート落語のえげつない手段で笑いを稼いだ笑福亭たまの上方スピリットが印象に残った、というのは瑣末なことで、本当に大事なニュースは6月の第2回大会に月亭八光の参加が決定したことだ! 東京勢も対抗して林家いっ平や林家きくおをぶつければ、内幸町が7万光の明るさで包まれるのに。