中川家の寄席(新宿末広亭)

いつも同イベントではタイムグラムを無視して暴走特急と化す中川家の漫才がこの日は平常運転に。そしてゲストで登場した笑い飯は寄席舞台の松の木フレームに収まる手堅い漫才をしていた。収まっちゃってたな〜。
そんなことより問題はキワモノ演芸と中川家の寄席の興行日・時間がダブるのがこれで2回目ということ。私は泣く泣くキワモノ演芸を2回戦で中座して末広亭へ向かったが、吉本はこの2つのイベントの客層が全くかぶらないと妄信しているのではないか? 「正統派漫才」と「ハローケイスケのオナニー紙漫談・シコリーノ」の間に貴賎があるというのか? 両者を同じ地平に立つ笑いとして評価するのであれば、今後この2つの興行を同日に開催する愚は繰り返せないはずだ! 猛省を促したい。あ、ちなみに僕は「正統派漫才」は尊くて、「シコリーノ」は卑しい最低の芸だと思います。