将棋盤に人生ゲームのコマを叩きつけてみる

起床してすぐさま昨晩録画した『しりとり若獅子戦』を見る。お題「器の大きそうな言葉」に対するリットン調査団・水野の回答「ルービックキューブでもう一儲け」、「売れなさそうな漫才師の名前」に対するダブルブッキング・川元の回答「ボケ」に腹をかかえて笑う。朝の6時から。
番組内で気になった点がいくつか。
・各しりとり竜王&勝又が推薦した、次長課長・井上、リットン・水野、サバンナ・高橋、ふかわりょう。みんな一回戦で負けてるじゃないか。
・語尾が「び」といった濁音の場合、「ひ」でも「び」からでも言葉を次いでいいルール。だからいとうせいこうは執拗に2丁拳銃・小堀(こほり)を「こぼり」と発音し続けたのか。いとうせいこうはともかく同じ吉本の板尾まで「こぼり」とコメント。
・リットン・水野の回答「カウパー氏腺液」に対してテロップが「カウパージ精液」、フリップ担当の野村真季アナに至っては「カウパージ洗液」と書いていた。
なんでカウパー氏腺液を知らないんだよ! 誰か「第一チムポ汁」「岩清水」「性欲の寝汗」「雪崩注意報」って教えてやれ。
最近私の目には低調に映っていた笑い飯だが、準決勝で将棋盤を挟んで対峙する姿がおそろしいほど様になっていた。将棋の駒でいうなら西田のギャグが正面突破の飛車、哲夫は斜めから切り込む角行か。リットン・水野は後退できない香車で、ふかわりょうは一人で軍人将棋から参戦した工兵、もしくはベストテンの天童市中継でアルフィー高見沢が弾いていた駒型ギター。