ままごと「わが星」(三鷹市芸術文化センター 星のホール)

1995年、私は地元の文化センターで青年団の芝居「南へ」を見て、現代口語演劇と出会った。
そしてその翌年の96年、日比谷野音で伝説のヒップホップライブ「さんぴんCAMP」が行われた。
時は流れて2011年。初演を見逃していた現代口語演劇meetsラップと囁かれる「わが星」を見た。今胸のうちにあるのは感動や驚愕の言葉では収まらない代替不可能の感情。
すごす・・・
すごす・・・
すすすすすすすすすすすすすごすぎるーー!(「SU・SU・SU・SUPER キ・レ・イ」と同じ抑揚で)
演劇、お笑い、音楽。あらゆる嗜好を取っ払って、何か感じたいと思う者は3000円を握り締めて三鷹に向かうべきだ。だって本当にすごいんだから。
ちなみに私がヒップホップに開眼したのは去年、三十代も半ばを過ぎてライムスター『マニフェスト』に巡り合ってからのことで、「さんぴんCAMP」が行われた頃はイベントの存在も知らず、結構真顔でエコーズ聴いてました。わが黒星。