天国の意味をはきちがえて『アド街ック天国』で津山やソンミ村を紹介

出没!アド街ック天国』を見ると、私がたまに利用している代々木上原特集。30位のランキング中29店が”女性が一人でもくつろげる隠れ家的ダイニングバー”という内容は予想の範疇だったが、24位に突然エロ小説家の北沢拓也先生が登場したのには驚く。
ハワイに杉山清貴、長野の山奥でC・W・ニコルのように住む土地と作品が直結しているわけでもなく、ただ代々木上原に住んでいるという理由だけ。「好きな言葉は……”蜜戯”だね」というナイスなコメントを残したあと、スタジオでは誰も彼に触れず、薬丸が新名物に指定することもなかった。何だったんだあれは。
ついでに私の代々木上原ベスト3も。
第3位・ガード下の駐輪場
年間使用料が破格の2000円にかかわらず閑散としているのは、高級住宅街に住む金持ちは自転車に乗らないから。と思っていたら50m隣にある小田急管理の駐輪場は月間使用料2000円で結構混んでいる。日本に階級制度があることを学べる絶好のスポット。
第2位・焼き鳥屋「I」
大山交差点を笹塚方面に向かったところにある、女性が一人でもくつろげる隠れ家的ダイニングバー。だけど焼き鳥1本85円の価格に魅せられたオヤジたちによって席は埋まり、日曜の夕方4時が一番混んでいるチャーミングさなので、若い女性が一人でくつろいでいる姿を見たことはない。よくカウンターで酒を傾けている常連のMr・Iは、色眼鏡に髪はパンチパーマがゆるやかに伸びた状態という一昔前の自動車教習所教官のようなビジュアル。先日は家族を引き連れて入店し、小学生の息子に将来の夢を訊ねると「サッカー選手になりたいだと……? 神輿(みこし)は担ぎたくねえのか!? よし分かった。サッカー選手を目指せ。その代わりJリーグに入れなかったら……お前をぶっ殺す!」と恫喝していた。繰り返すが、若い女性が一人でくつろいでいる姿を見たことはない。
第1位・北沢拓也先生